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辰哉side
康二
俺が居た病室のドアが勢いよく開いて、メンバー8人が入ってきた。
辰哉
辰哉
亮平
辰哉
翔太
大介
辰哉
涼太
辰哉
辰哉
ラウール
辰哉
康二
蓮
照
辰哉
辰哉
照
辰哉
大介
蓮
康二
辰哉
康二
辰哉
辰哉
涼太
翔太
亮平
ラウール
ラウール
辰哉
そして、メンバー7人はぞろぞろと病室を出て行った。
辰哉
照
照
辰哉
照はいつになく真剣な顔で俺をじっと見つめてそう言った。
辰哉
辰哉
明るく、笑いながらそう言うと、照は少し安心したような顔になった。
照
照
辰哉
辰哉
照
辰哉
そして、それから数日が経った。
相変わらずメンバーは忙しいはずなのに、俺の見舞いに必ず来てくれていた。
亮平
辰哉
翔太
辰哉
翔太
辰哉
辰哉
翔太
亮平
辰哉
辰哉
辰哉
亮平
辰哉
阿部ちゃんと翔太が帰った後、俺は静かな部屋で一人で声を殺して泣いた。
倒れて病院に運ばれた日、俺は医者からもう長く生きられないことを告げられた。
最初は嘘だと思った。信じたくなかった。でも、それは現実で…、受け入れなければならなかった。
せめて、メンバーにはバレないように、メンバーの前では明るく振る舞って、いつもの俺で居るようにした。
でも、一人になると、突然どうしようもない不安が押し寄せてきて、気づいたら泣いている。
照
辰哉
辰哉
泣いていたせいか、照が入ってきたことに全然気づかなかった。
照に気づかれないように涙を拭こうとしたけど、その手を照に止められた。
照
辰哉
辰哉
照
照
辰哉
照
辰哉
照
照
辰哉
照
照は泣いていた…。今までにないくらい怒って、泣いて、…そんな照を見たのは初めてだった。
辰哉
俺も我慢できなくなって泣くと、照は苦しくなるくらいの強い力で俺を抱きしめた。
照
照
照
辰哉
それから、俺の闘病生活が始まった。
薬の副作用のおかげで、だいぶ痩せたりして、メンバーにはかなり心配された。
康二
辰哉
康二
辰哉
辰哉
康二
辰哉
康二が水を買いに行った後、薬を飲んだせいか、急に眠気が襲ってきた。
そして、俺は眠気に負けて、そのまま眠ってしまった。
康二
思いっきり体を揺さぶられて起きると、目に涙を溜めた康二と、心配そうに見つめる他のメンバーたちがいた。
辰哉
康二
辰哉
大介
康二
ラウール
翔太
辰哉
蓮
涼太
辰哉
ラウール
辰哉
照
辰哉
照
辰哉
しかし、治療は思ったようにいかず、すぐに良くなると思っていた病気はどんどん悪化していった。
そして、ついには思うように体が動かせず、まともに話すことも、起き上がることも出来なくなってしまった。
亮平
辰哉
亮平
辰哉
亮平
辰哉
亮平
辰哉
亮平
辰哉
亮平
辰哉
亮平
辰哉
亮平
どのくらいたったのだろうか。目を開けると、ベットの横には今にも泣きそうな顔をして照が立っていた。
辰哉
辰哉
照
辰哉
辰哉
照
辰哉
照
辰哉
照
辰哉
辰哉
照
辰哉
照
辰哉
照
辰哉
辰哉
辰哉
照
辰哉
辰哉
辰哉
照
照
照が手を握ってくれていたおかげか、安らかに眠ることができた。
俺は照の声を聞きながら、静かに息を引き取った。
end……