雨が嫌いな私。

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

私は

yan君を無視して教室を飛び出した。

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

飛び出した廊下には

na彡がいた。

嘘

嘘だよ、

なんでna彡が、

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

あーあ

もう終わりだ

na彡に嫌われた。

なんで、

なんで、口に出してしまったの？

na彡を傷つけた。

私のたった一人の"親友"を私が傷つけたんだ

私はなんて最低なんだろう

ﾎﾟﾂﾎﾟﾂ

ｻﾞｻﾞｻﾞｻﾞｰ

残りたい、か

na彡の彼氏に告白して

na彡にはきっと嫌われてる。

na彡に嫌われたなら

もうこの学校じゃなくてもいいや

あーあ

na彡とはお別れか、

こんな別れ方はやだな、

いや

これは私が悪いんだ

私が最初からyan君を好きにならなければ…

なに泣いてんの私、

泣きたいのはna彡なのに

なのに涙がとまらなかった。

その日は

涙が枯れるほど泣き続けた。