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その鏡はショーウィンドウにあるどの鏡よりも私の目を引いた
仕事帰りに通りかかる度見える
その鏡はとても買えなくて。
半年たって漸く買えるお金が手に入った
漸くあの鏡が買える
そう思うととても胸が高鳴るのを感じた
店員
紗由理
店員
紗由理
店員
紗由理
漸く、漸く買えたんだ・・・!
私はそう思いながら家に帰る近道の公園を通りかかった
そのときだった
おじいちゃん
紗由理
おじいちゃん
紗由理
おじいちゃん
おじいちゃん
紗由理
おじいちゃん
紗由理
おじいちゃん
なんで!なんでなのよ・・・
どうして口を出すの!?
もうやだ。
一ヶ月
1年
1年半
紗由理
紗由理
職場
紗由理
美春
美春
紗由理
・・・本当は自分でも窶れていると思っている。
でも、美春先輩に迷惑を掛けるわけにいかない。
そういえばおじいちゃんどうしたかな?
今日、何か買って寄ってみよう
ついでに鏡のこと聞いてみよ
おじいちゃん宅
紗由理
おじいちゃん
紗由理
おじいちゃん
紗由理
おじいちゃん
紗由理
おじいちゃん
おじいちゃん
おじいちゃん
おじいちゃん
おじいちゃん
おじいちゃん
おじいちゃん
過去
結子
交差点
ブーン
結子
―――――――――――
おじいちゃん
おじいちゃん
おじいちゃん
おじいちゃん
おじいちゃん
紗由理
その日の内に売りに行ったのは言うまでもない
買いとり店
店員
美春
その日紗由理は憎悪を感じた