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青山
ｽｩ~~ｯ！ﾊｧ~~…
青山
けほｯ
翠川
ﾗﾀﾞｵｸﾝ?
青山
大丈夫、むせただけ(笑)
青山
心配した？(笑)
翠川
!ｼﾃﾅｲ!
青山
してたくせに〜
？
ばぁ〜ｯ！！
青山
あ”ぁぁぁぁぁｯｯ!?
？
ふふふ〜(笑)
青山
な、なかむ…？
白弧
せーかいですｯ！
青山
びっくりしたぁ…
白弧
らっだぁさん！
青山
なに〜？
プク〜ｯとみどりが頬を膨らます
俺がらだおくんとはなしてたのに
と、言うように
青山
みどり(小声)
コソッと話して、みどりの頭を撫でれるような体勢にしてもらう
それでみどりのふわふわでくせっ毛の髪を撫でながらなかむの話に耳を傾ける
翠川
ﾌﾌﾝ
白弧
あの
白弧
来週…というか、月曜日に
学校来てくれませんか？
青山
ぇ…？
苦くて痛い記憶が蘇る
ーー
あいつまじウザイよなー
ーー
それな
ーー
あの先生人気なのにあいつに付きっきりでかわいそーw
ーー
ねー
ーー
｢学校来なければいいのにーw｣
ーー
｢まじ死んでくれないかな｣
青山
ﾋｭｯ
白弧
らっだぁさんｯ？！
みどりを撫でていた手が震えて止まらない
体にある傷がいたんで仕方がない
呼吸が荒くなる
怖くて怖くて仕方がない
いわゆる過呼吸という状態なのかもしれない
青山
げほっゴホｯｯ
青山
ﾋｭｰｯかひゅｯ
翠川
ﾗﾀﾞｵｸ(
きょーさん
らっだぁ〜落ち着け〜
レウ
ほら吸って〜ｯ吐いてー
青山
す〜ｯげほっ
青山
はぁ〜ｯｯ
レウ
うんうん
きょーさん
大丈夫大丈夫
青山
すぅ〜、はぁー、…
白弧
ごめんなさい
きょーさん
別になかむが悪かったんとちゃうよ
青山
そうだよ
息をするためだけだったはずなのに体力を使い横に来てくれたきょーさんの肩にぐだっと寄りかかる
青山
で、…なんで？
白弧
その､､
白弧
”ぴくとさん”が…
青山
ぴくと…？
白弧
｢自殺｣してしまうかもしれないから…です
青山
…はぁ？
白弧
追い詰められているんです
白弧
色んなことに
青山
それさぁ、俺が言って変わるわけ？
青山
ぴくとの気持ちが、変わるわけ？
青山
状況が変わ((
白弧
変わりますっ！！きっと！
青山
…きっとじゃん
白弧
じゃあ、絶対
青山
ふーん…
青山
俺に具体的にどうして欲しいの？
青山
ねぇ？
白弧
ぴくとさんと、仲が良くて、
白弧
先輩後輩関係なく優しい先輩なら
白弧
ぴくとさんの気持ちとか、状況を変えてほしいんです
青山
…
きょーさん
それは、学校のことを聞いただけでこんな風になるらっだぁを行かせないといけないってことやな？
白弧
そう、です
行き、たくないなぁ…
白弧
…なら！
白弧
僕が、隣に付いてます
白弧
それでも来てくれないなら、ずっと、来てくれるまで納得させるために来ます
青山
…そう、
どうやら声に出てたみたいだ
青山
俺は、嫌だからね
青山
みどり、行こ？
翠川
ｳﾝ
きょーさん
…
青山
…
青山
きょーさん達、来てくれたんだ
きょーさん
まぁな
青山
…ん〜、はぁ〜…
レウ
らっだぁ？
青山
ん、？なに？
レウ
あのさ、白弧さんには申し訳ないけど、学校行くの、俺も反対だからね
きょーさん
俺も
翠川
俺ﾓ!!
青山
…うん、分かってるよ
青山
行くわけないじゃん、あんなとこ
青山
だって行かなくたって、紺先生がいるから勉強出来るし…
青山
うん、別に…
レウ
行こう、とか思ってない…よね？？
青山
…
きょーさん
ぴくとのことはどうにかするからな
青山
そう、だよね…
青山
わざわざ行く必要ない…
あー、涙止まんなw
見えないくせして涙だけ流して
青山
へん、なのw
白井
…、？
白井
ぁ、泣いてるんですか！？
青山
ﾋﾞｸｯ
白井
わ、驚かしちゃいましたね
白井
白井弾斗です！
青山
ぁ、ぇ…？
見られちゃった、泣いてるとこ
どーしよ、誤魔化さないと…
青山
へ、へへ
青山
ちょっと転んでさ(笑)
白井
ホントのこと言ってます？
青山
…へ？
白井
あ、いや、その
白井
嘘、ついてるような気がして…
白井
変、ですよねw
青山
…
青山
本当は、
青山
こわくて、
青山
泣く、つもり、なんて
青山
なかった、んだけど
あーぁ、また泣いちゃ…
白井
ー、…
青山
へ、なんて
ギュッ
青山
はぇ…？？
白井
頑張って、るんですね
青山
…
青山
そ、だよっ
青山
ずっと、…ずっと！！
青山
がんば、ってるのにｯ
青山
ぅ、ぅ~~
白井君は何故か安心できて、
自分の中の全部を話してしまった
先輩
俺はあなたの本音が聞きたいです。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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