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同性婚が、認めてもらえる世の中になってよかった! 太陽君タカちゃんお幸せに! もちちーずさん連載終了おめでとうございます🎊そして、お疲れ様です! これからも活動頑張って下さい。
彼は目を泳がせている。
その目に水が溜まっていく。
隆
隆
隆
大陽
大陽
大陽
大陽
隆
大陽
大陽
大陽
大陽
大陽
隆
大陽
大陽
大陽
大陽
大陽
隆
隆
大陽
大陽
大陽
隆
大陽
大陽
隆
大陽
大陽
大陽
隆
隆
隆
大陽
潤んだ目でこちらを見る彼の頭をそっと撫でた。
その涙も吐息さえも全てが愛おしい。
その涙を拭い、唇を重ねた。
大陽
大陽
隆
大陽
隆
隆
隆
大陽
大陽
隆
大陽
その瞬間、決心した。
''彼'' が会いに来たことを話すことを。
東卍にいた時、隆はずっと楽しそうで、輝いていた。
しかし、傷だらけで帰ってくることもあった。
そして彼は、結果的に東卍を辞めた。
しかし今の彼が、それを知ったらどうだろう。
戻ってしまうのか。
また、傷だらけで帰ってくるようになってしまうのか。
もうあんな姿は見たくない。嫌だ。
でも、今は彼の意見を尊重しようと思った。
どんな形であれ、彼は彼だ。
大陽
大陽
隆
大陽
大陽
大陽
隆
大陽
大陽
どうしても、力が入ってしまう。
大陽
大陽
隆
隆
大陽
大陽
大陽
隆
隆
隆
隆は眉を寄せ、微笑みながら涙を流した。
この苦しそうな顔を見るのは二回目だった。
大陽
大陽
大陽
大陽
大陽
大陽
大陽
大陽
隆
隆
隆
隆
隆
大陽
隆
隆
隆
隆
隆
隆
大陽
彼の大きな手が僕の顔を包む。
赤く腫れた目がこちらを真っ直ぐ見つめている。
ふと、頬を涙が蔦った。
隆
隆
隆
隆
大陽
隆
隆
隆
大陽
隆
大陽
また一歩。
一歩ずつ、少しずつ進む。
彼と共に。
あれから3ヶ月。
時の流れは早かった。
燐には、禁錮20年の判決が下りた。
そして、
日本でも、同性婚が認められた。
隆
大陽
隆
大陽
隆
大陽
大陽
隆
隆
隆
大陽
大陽
大陽
隆
大陽
大陽
隆
大陽
大陽
左手に光る '証' を見ながら、もう近い未来を眺めた。
大陽
大陽
大陽
大陽
急に、彼の唇が襲ってきた。
そのまま、ソファに押し倒された。
その時間すら、叫び出したくなるほど幸せだった。
隆
隆
大陽
大陽
隆
隆
大陽
嘘みたいな平和な幸せが、時折怖くなる。
しかし、そのどんな瞬間も彼と一緒であり、乗り越えて行ける。
今は、そう確信している。
きっと、またすれ違っても同じテンポで反対向きに歩き続ければ、出会うことが出来る。
ゆっくりでいい。
刻むテンポが違ったっていい。
メトロノームのように規則的じゃなくていい。
手を取り合い、つまづき合い、傷つけ合っていけばいい。
それが幸せだ。
大陽
隆
教会内に響き渡るオルガンの音色。
その美しい音を紡いでいるのは、真っ白なタキシードを着た、茶髪の若者。
難聴のピアニストとして、活躍している。
参列席の最前列では、それを眺める隆の姿。
そしてその後ろには、万次郎の姿。
皆、それぞれの想いを秘め、演奏を聞いている。
大陽
隆
曲は終盤に入り、転調する。
それはまるで今まで雲に隠れていた月が出てきたようだった。
どこかで光る太陽が月を照らす。
その光を僕らが受ける。
それは、何もかもを包み込む優しい光。
誰もがその瞬間それに包まれ、涙を流す。
最後の一音がすぅっと消えた。
そして、演奏が終わった。
主
主
主
主
主
主