私は桃が好き
それに気づいてから
私はすぐに行動した
橙彡
ねぇ、桃
桃
なあに?
橙彡
その服って...
桃
あっ!気づいた?
桃
実はね...
桃
赫君が買ってくれた服なの!
橙彡
そうなんだ!
橙彡
めっちゃ似合ってるよ!(背叩
桃に盗聴器をつけた
桃
ふふっありがとう!
桃は気づいていない
橙彡
(可愛いなぁ
こんな風に
桃の服に盗聴器をつけ続けた
橙彡
(これでいつでも桃の声が聞ける♡
桃が誤解していることに気づいても
私は解く気はない
橙彡
大好きな桃を取られて嫌いにならない訳ないじゃん
橙彡
それならまだ黒彡の方がマシだよ
橙彡
(今となっては赫が好きだったと思ってたのは黒歴史
橙彡
さ!ひと仕事しますかぁ〜
待っててね
桃
赫
橙彡?!
橙彡
赫君!
赫
どうしてここに...
赫
じゃなくて、今忙しいんだ。後にしてくれる?
橙彡
...桃の所に行くんだよね?
赫
なんで知って...
橙彡
一緒に行こ!
橙彡
桃からライムがきたの!
橙彡
どこかに行っちゃうって
橙彡
(まあ、盗聴器で聞いたんだけど
橙彡
(私の写真と、学生の頃撮った赫君の寝顔を合成して...
橙彡
(できた!
橙彡
(うぇぇ、自分で作ったけど上手すぎて嫌になる
橙彡
(嫌いなやつとこんな写真作った私、偉い
橙彡
(これも全部大好きな桃のため
これを送ったら
桃は傷つくかもしれない
橙彡
(...でも
橙彡
(桃が傷つくのはこれで最後
橙彡
(赫だけじゃなくて私のことも嫌いになっちゃうと思うけど
桃はきっと幸せになれる
それでいい







