春
入学式
外は桜が舞っていた
入学生代表挨拶 、━━━
━━━
はい
これから 、高校生活が 始まる 。
大好きな先輩に 、これから 毎日会えるのだという事実に 、 今さら震えた 。
━━━
( 待っていてください よ…──)
─── 角名先輩!!
━━━
!
入学式が終わり 、 暫くの休み時間
私は大好な先輩を 見つけた
━━━
角名先輩!!
角名倫太郎
あ、━━━
一昨年まで毎日見ていた顔
去年、卒業していった先輩
1個差の弊害でもう会うことが できないと思っていた先輩が、 今目の前にいる
━━━
あ、えっと、お久しぶりです!!!
その事実がどうしようもなく 嬉しくて、つい口ごもってしまう
角名倫太郎
うん、久しぶり(笑)
角名倫太郎
代表挨拶、すごかったよ
さすが━━━だね
さすが━━━だね
この人そんな私を見て、 面白い、と言った顔で ゆるりと笑った
━━━
( あ 、好き )
角名先輩の前だと、 いつもより脳みその働きが 遅くなる
おーいそろそろ教室入れー
━━━
あ
角名倫太郎
うわ、やばー
じゃ、またね━━
じゃ、またね━━
思わず舌打ちしたくなるのを ぐっと堪えて 角名先輩を見送る
━━━
( 帰る時にゆるっと手を振る先輩 、好き!!!!
角名倫太郎
あ。そうだ
階段の前 、で 先輩は方向転換してまた こちらへ小走りで戻ってきた
角名倫太郎
これからよろしくね(笑)
そう言って私の頭を撫で 、 また小走りでかけて行───
━━━
( 今、!?ろ!撫で、!ら!!、。!?れ?! )
私は声にならない悲鳴をあげた
やはり、角名先輩には敵わない
━━━( 16 ) ◾︎ 角名と同中 ◾︎ 角名の1個下 ◾︎ 角名に一途 ◾︎ 自他ともに認める優等生
角名倫太郎( 17 ) ◾︎ ━━と同中 ◾︎ ━━は可愛い後輩だと思ってる?






