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君に染まるまで

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君に染まるまで

33 - 33話

♥

1,584

2025年12月21日

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jpapa

……

片付けようと手に取ったネックレスを なんとなく首につけてみた。

jpapa

(……似合わないな)

鏡で見てみたらネックレスが 眩しいくらいキラキラしてた。

なんだか俺はこのキラキラに 負けてる気がして似合わないなって思った。

jpapa

外そ……

フックに手をかけるとピンポーンと インターホンを押す音がした。

mother

たつやくん来たよー!

jpapa

は、はーい!

急いで箱を机の引き出しに放り込んで 走って階段をおりる。

玄関には靴を脱いでいるたっつんがいた。

jpapa

早かったね

この間、試験の結果が出て その結果を元にどの大学に出願するか決める。

最終的にどこを受けるか先生と個人面談が あってたっつんは面談終わりに家に来た。

俺は昨日面談が終わってて 俺の部屋でお互いどうしたか話した。

jpapa

……そっか、

jpapa

第2志望のところ
にしたんだ

tattsun

うん、じゃぱぱは
変わらず?

jpapa

うん……受かるか
わかんないけど

tattsun

ま、結果出るまで
考えへんようにしよ

2日ぶりに会ってその間何してたとか 後は段々近づくクリスマスのこととかを 色々話した。

tattsun

じゃぱぱ

jpapa

んっ…

ちょっと暗くなってきた頃 お母さんが夜ご飯の買い物に行くと 家を出て行った。

玄関のドアが閉まる音がした瞬間 項に手が伸びてきて 引き寄せられてキスされた。

tattsun

じゃぱぱのお母さん
行ったな

jpapa

……うん

それからは言葉はなくて 流されるよう何度もキスされた。

jpapa

はぁ……っ

tattsun

じゃぱぱ

突然ピタッとたっつんが止まって 閉じてた目をゆっくり開ける。

jpapa

ん……たっつん、?

tattsun

これ……どうしたん?

スーッと俺の首筋をなぞって 鎖骨辺りでピタッと止まった。

tattsun

このネックレス
どうしたん?

jpapa

(……あ)

そう言われた途端に頭が真っ白になって 冷や汗がぶわあっと出てきた。

部屋には暖房がついてるのに、寒い。

全身に鳥肌が立ってるのが分かる。

tattsun

いつもつけてないよな

tattsun

どうしたん?

jpapa

えっ、と……

正直に言っていいのかそれとも 適当に嘘を言ったらいいのか どっちが最善か頭をフル回転させて考える。

jpapa

ま、前に、誕生日
プレゼントで
もらって……

tattsun

誰から?

jpapa

友達、に

咄嗟に嘘をついてしまった。

……いや、でも別に嘘でも 無いのかもしれない。

もう彼氏でもなんでもないんだし。

と思ったけど友達かと言われると そうとも言えない。

tattsun

tattsun

ゆあんから
もらったんやろ

jpapa

え、?

tattsun

俺この前見たよ

tattsun

じゃぱぱの家に
あいつが入って行ったん

tattsun

会ってたんやろ?

この前というのは 恐らく試験の日の夜のことだろう。

あの日じゃぱぱが来ていたのは 本当のようだけど俺は本当に会ってない。

喋ってないのに。

jpapa

……来たらしいけど
俺寝てたから
喋ってないよ

tattsun

それ本当?

tattsun

なんか信じられへんけど

jpapa

本当だよ!

jpapa

本当にお母さんに
言われるまで
来てたことも
気付かなくて

tattsun

じゃあなんで
嘘ついたん?

tattsun

ゆあんに貰ったって
言わなかったやん

いつもより低いトーンで話すたっつんに 恐怖心が出てきて少し声が掠れる。

jpapa

それはっ…たっつんが
嫌な気持ちになると
思って……

tattsun

嫌やけど嘘ついて
隠される方が辛いわ

jpapa

……ごめん

ごめんって言葉しか見つからなくて 謝ったらたっつんは大きく溜息をついた。

それからなんて言ったらいいか わからなくてしばらく沈黙が続いて 先に切り出したのはたっつんだった。

tattsun

……いや、俺の方こそ
ごめん

jpapa

ううん、俺が悪いから
……これ、もう付けない

tattsun

俺じゃぱぱが思ってる
よりも好きなんだよ
じゃぱぱのこと

jpapa

うん……

結局その後たっつんは いつもより早めに帰った。

今まで1度も怒った姿を見たことがなかった からあんな風なたっつんを初めて見た。

jpapa

(なんか色々、難しいな…)

jpapa

📞 ……あ、もしもし
今ちょっと話せる?

uri

📞 全然いいよ
どうした?

俺はうりにさっきのことを大まかに話して うりはいつも騒がしいのに ずっと黙って聞いてくれた。

jpapa

📞 それで多分
怒って帰っちゃって

uri

📞 ……てかそれ
怒ってんじゃなくて
不安なんだよ

jpapa

📞 不安?

uri

📞 たっつんさん
言ってたよ

uri

📞 じゃぱさんから
1回も好きって
言われたことないって

そう言われてみると確かに 俺は好きって言ったことないかもしれない。

たっつんはいつもあんなに 伝えてくれているのに。

uri

📞 恥ずかしいかも
しんないけど
付き合ってんのに
それじゃ不安になるよ
誰だって

jpapa

(それは分かってる
んだけど……)

好きって言えないのは単に恥ずかしいから 言えないってそれだけじゃないと思う。

多分まだ完全にたっつんを 好きになれてないって 心のどこかでそう思ってるから。

普通の時は言えなくても 身体を交えてる時間だけは 頭が馬鹿になってるから 言えるかなって思ってた。

それでも、言えなかったの。

身体が繋がってる時は気持ち良いって それしか考えられなくなるから 好きなんて簡単に言えると思ってたのに。

いざその場面になると頭がクリアになって 言葉が出なかった。

好きだよってたっつんから言われる度に 俺の中に罪悪感が積もっていった。

恋愛って本当になんでこんなに 難しいんだろうね。

yuan

💬 話したいことがある
んだけど今日直接話せる?

それは本当に突然のことだった。

今は12月真っ只中で何ヶ月ぶりかの メッセージに何回も目を擦って確認して 既読をつけるまでに2時間かかった。

jpapa

💬 電話じゃだめなの

直接会うのはちょっと……と思って そう送ったら直ぐに返信が来た。

yuan

💬 大事な事だから
直接会って話したい

jpapa

💬 分かった

悩んだけど大事な話と言うから 直接会うことにした。

jpapa

💬 ゆあんくんが
話したいことあるって

jpapa

💬 直接会うんだけど
たっつんも一緒に行ける?

2人きりで会うのは気が引けて たっつんにメッセージを送った。

秘密にしようか迷ったけど また悲しませちゃうかな と思ったら言わざるを得なかった。

tattsun

💬 大事な話って
俺がいたら出来ない
ことかもしれない
から行ってきていいよ

tattsun

💬 教えてくれてありがと

きっとまた不安なのに 気を遣ってそう言ってくれた。

なんか俺たっつんに我慢させて ばっかりだなって思った。

外はもう雪が積もってる。

20時の公園は雪に囲まれてて なんか違う場所取りみたいだった。

もうゆあんくんは公園にある屋根付きの テーブルに腰掛けてた。

yuan

……あ、久しぶり

jpapa

……うん

yuan

寒いでしょ?
こっちおいで

そう言ってゆあんくんは自分に付けてた マフラーをとって俺に巻こうとする。

jpapa

いい、寒くないっ

マフラーを押し返してそう言うと ゆあんくんは寂しそうに笑ってた。

そんな顔するのやめて 俺はその顔に弱いんだ。

yuan

ここじゃ寒いよ
俺の家で話す?

jpapa

寒くないし
ここでいい

今は2人きりだしゆあんくんの家に 上がるのはさすがにと思って断った。

でも正直、すごく寒い。

jpapa

で、話ってなに?

yuan

これ、付けたら話すよ

yuan

付けないんだったら
俺の家で話そう

yuan

どっちがいい?

ゆあんくんはマフラーを ヒラヒラさせてそう提案してきた。

このままだと埒が明かないので 俺はマフラーを付ける選択をした。

yuan

はい、これ凄い暖かいよ

ゆあんくんにマフラーを巻かれて 距離がぐんと近くなる。

冬の匂いと混じって、懐かしい匂いがした。

jpapa

……早く

俺が急かすと ゆあんくんは真剣な表情になった。

yuan

俺、もう1回じゃぱぱと
やり直したい

jpapa

…え……?

クリスマスまであと4日程のことだった。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

47

ユーザー

やっぱたつじゃぱよりゆあじゃぱじゃぁぁ!!

ユーザー

たつじゃぱも好きだけどッ!ゆあじゃぱも好きやぁぁぁ

ユーザー

がーーーうれしすぎるほんとにうれしい😭 じゃぱゆあまってます!

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