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どーなつ
どーなつ
瑞
紫
いつも通り、何気ない日常 それでもでも彼が居るから、すごく幸せで 彼だけは絶対に手離したくない
瑞
彼の唐突な発言に頭が処理がしきれない 明らかに心拍が上がっていること だけが分かる
紫
紫
瑞
瑞
紫
瑞
瑞
瑞
だめ絶対にだめ 僕は君とじゃないと幸せになれない 君がいればなんだって幸せに感じるのに そんな事を言わないで欲しい
紫
紫
紫
捨てられる、大切な人がこの手から離れてしまう事に対しての恐怖や焦り、悲しみで声が掠れ汚い濁点が入った声になる
瑞
紫
紫
大きな声で訴える程の気力も無くなり 大好きな彼の足元に泣き崩れ 足を強く掴んで懇願する
紫
瑞
瑞
瑞
瑞
彼の声がぐっと低くなり身体が震える かなり怒らせてしまっている
紫
紫
瑞
瑞
紫
怒った彼は喋る隙なんて与えてくれず ひたすらこちらに冷たい視線を 向けるのみだった
紫
もう優しい笑顔で撫でてくれる彼はいない 暖かい声で抱き締めてくれる彼もいない そんな現実を受け止めきれず掠れた声で 彼の足を掴む力も弱くなる
同時に段々と意識が遠のいて 身体が宙を浮いているような感覚になる
紫
はっと目が覚めた感覚 さっきの場所とは違う いつも彼と寝ているベッドの上だ
紫
身体を起こして辺りを見渡すと すぐ横に一定のリズムで寝息を立てる 彼の姿があった
紫
その姿を見て先程振られたこと、 冷たい視線を向けられた事などを 思い出し涙が溢れる
瑞
瑞
起こさないように静かに泣いていたのに 名前を呼ばれてしまい気持ちが溢れかえる 気づけば彼の名前を呼びながら 号泣していた
紫
紫
瑞
瑞
瑞
瑞
彼が心配した顔で僕の頭を撫でる 暖かい声に安心する
瑞
瑞
紫
瑞
紫
瑞
瑞
彼の匂いに包まれて 収まりつつあった涙が再び溢れる
瑞
瑞
紫
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紫
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紫
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紫
安堵のあまり全身の力が抜け 彼に身体を預けるような体制になる
瑞
瑞
瑞
瑞
紫
彼の言葉に嬉しくなり思わず口から漏れる
瑞
紫
瑞
紫
瑞
紫
瑞
瑞
瑞
どーなつ
どーなつ