そんな、全校生徒から注目を浴びるサクラとハルと、全く目立たない私の関係は、保育園から小中高とずっと一緒
冬美
今でもよく覚えている光景があるー。
サクラ
冬美
お母さん役の私は、お茶碗におかずを入れてサクラに渡す
サクラ
冬美
次に、隣に座っているハルにお皿を渡した
このおままごとでは私とハルがお母さんとお父さん
そしてサクラが子ども役
ハル
ハルが嬉しそうに受け取るのを見ていたサクラは
サクラ
サクラ
サクラ
冬美
まだ4歳か5歳ぐらいだったのに、凄く恥ずかしくて……
冬美
ハル
ハルが声をかけてきて、ハッと我に返った
冬美
冬美
冬美
冬美
冬美
冬美
言いたいことが上手く言えないハルと私は、小さい頃から、どこか通じるところがあった
冬美
私たちはそうやって寄り添ってきた
そばにいるのが当たり前で、それがいつしか私の中で恋心に変わっていた
冬美
冬美
冬美
ハル
冬美
ハル
サクラ
ハルとサクラに言われて私は微笑んだ
冬美
冬美
私はつくづく実感していた
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