テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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私は、七番様のお気に入り

第6話 - 伍話

353

2023年08月30日

#地縛少年花子くん

#原作無視

ゆゆ

琴葉

皆ｯ！

琴葉

❤ありがとう！！

琴葉

陸話(六話)は、❤60で書くよ！

琴葉

それじゃぁ、伍話スタート！

？？

そこまでだ！

？？

やっと見つけたぜ悪霊め！

寧々(ねね)

(空から男の子ｯ！

寧々(ねね)

あの映画と同じ…！)

？？

かもめ学園中等部三年…

寧々(ねね)

(ま、まさか美青年が私を…！？)

光(こう)

源光(みなもとこう)だ！

光(こう)

冥土の土産に覚えときやがれ！！

寧々(ねね)

・・・

琴葉

来ちゃったかぁ…

寧々(ねね)

(え？来ちゃったって？)

寧々(ねね)

ハッ

寧々(ねね)

知り合い？花子くんのこと見えてるみたいだし…

花子くん

直接の面識はないけど…

花子くん

あの少年は、源家の人間だね

花子くん

俺が見せるのもそのせいだろうね

寧々(ねね)

源家…？

花子くん

昔々のお話さ、今より遥かに夜の闇が濃かった時代

花子くん

当時、俺達怪異は妖怪と呼ばれ、今よりもずっと強い力を持っていた

花子くん

中でも神ににも勝ると、恐れられたのが『日本三大大悪妖怪』と、並び称された三体

花子くん

その一角大江山の酒呑童子を打ち倒したのが

花子くん

稀代の払い手、源頼光
そこの少年のご先祖様だ

琴葉

一応、私のご先祖でもあるのに…(小声

寧々(ねね)

？！？！

光(こう)

その通り！！

光(こう)

随分と詳しいじゃねぇか…

光(こう)

ご先祖様が後の世のため遺した強力な退魔具の数々

光(こう)

それらを引き継ぎテメーみたいなタチの悪い怪異どもから人々を守る

光(こう)

それが…

琴葉

源家に生まれた男子の役目、

光(こう)

！？

琴葉

だったけ？笑

寧々(ねね)

琴葉ちゃん？

光(こう)

ｯねぇt

琴葉

寧々ちゃん、源家に生まれてきた女の子はどうなると思う？

寧々(ねね)

へ？

花子くん

アマノ…？

光(こう)

ｯ…

琴葉

ある一定の年になったら、天野家に引き取られる

琴葉

そして、怪異を源家から守る

琴葉

特に、縁を結んだ怪異をね。

花子くん

へー、って事はアマノは、おれだね、

琴葉

はい！(*⌒▽⌒*)

花子くん

……///

光(こう)

……

？？

光、七不思議は、見つけ次第払うように

光(こう)

おう！

光(こう)

あぁ〜、もう何だか知らねぇけど俺はお前を払う！

光(こう)

覚悟しやがれ花子！！

ドンｯ

花子くん

「払う」ねぇ…君には無理だと思うけど？

光(こう)

そうか？ニヤｯ

バチィｯ

光(こう)

残念だったなぁ花子

花子くん

…ッッ！！

花子くん

グラｯ

琴葉

！、七番様ｯ！！

花子くん

ドサッ

寧々(ねね)

花子くん！！

光(こう)

これは我が源家に代々伝わる退魔具「雷霆杖」

光(こう)

持ち主の霊力を退魔の雷に変換して打ち出す零杖だ

光(こう)

それに直接触れるとはとんだマヌケ野郎だせ！！

光(こう)

わはは！！

花子くん

う…

光(こう)

これで終わりだぁ！！

寧々(ねね)

やめて！

光(こう)

ぅあぶねっ

光(こう)

バッカ野郎！急に……

二人が言い争っている間琴葉は、

琴葉

七番様、大丈夫ですか？

花子くん

うん、何とか

琴葉

私にできることがあればなんなりとお申し付けください！

琴葉

私は、七番様の言う通りに動きます。

花子くん

なら、ずっと一緒に居て…(小声

琴葉

？何か言いましたか？

花子くん

いーや、

花子くん

なら、今回は見てて、

琴葉

はい！(*⌒▽⌒*)

花子くん

…／／／

光(こう)

先輩のことだってきっと

花子くん

ちぇ

花子くん

バラされちった

光(こう)

！！

寧々(ねね)

！！

花子くん

あーあー、もうしばらくはヒミツにしとこうと思ってたんどけどなｧ…

花子くん

来い白杖代

花子くん

確かに君の言う通り俺は人を殺した

花子くん

でも、カミサマが言ったんだ

花子くん

この役目を全う出来れば俺の罪は消えるんだって

花子くん

だから祓われるワケにはいかない悪いね

琴葉

(かっこいい…)

光(こう)

ワケのわかんねぇこと言いやがって…

光(こう)

待て！！

ドォンｯ

光(こう)

クソッ

花子くん

ヒョイ

光(こう)

ちょこまかと…！

フッ

花子くん

ねェその手痛くないの？

光(こう)

！！

バチィｯ

バリバリバリバリッ

光(こう)

うはははは

光(こう)

学習しねぇヤツだせ！！

光(こう)

今度こそ綺麗に消滅しちまいな！！

フワッ

花子くん

ﾆｺｯ

光(こう)

！！

光(こう)

(な…効いてねぇ！？）

花子くん

ビュｯ

光(こう)

ウオッ！！

花子くん

えいえい

花子くん

ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

光(こう)

ちょ

花子くん

どーだ
どーだ

光(こう)

ｹﾞｯ

花子くん

ねー少年

花子くん

俺この杖欲しいなー

花子くん

そしたら見逃したげてもいーよ？

光(こう)

舐めやがって…

光(こう)

オレは逃げねえぞ！！！

花子くん

そ

花子くん

じゃいーや

花子くん

パッ

光(こう)

えっ

光(こう)

ダァン

琴葉

(うわっ、イッタソー）

花子くん

てい

琴葉

(ゑ、七番様がデコピンしたとこ赤いんですけど…)

花子くん

おれの勝ちー(⌒▽⌒)

光(こう)

な…

花子くん

で、これは危険だから封印っと

花子くん

ペタッ

光(こう)

…おわーーｯ！？！？！？

光(こう)

うちの家宝に何してくれてんだテメー！！！

光(こう)

ウオオオ
剥がれねぇ！？

光(こう)

剥がせ！！

花子くん

やーだよ

花子くん

それよりやっぱり…君はこの霊杖の力をまるで使いこなせていない

花子くん

雷を放つ度に自分まで感電してるようじゃね

花子くん

身の丈に合わない力がもたらすのは破滅だけだよ少年

光(こう)

よっ余計なお世話だ！

光(こう)

オレは皆を守るためなら命なんか惜しくねぇーんだよ！

花子くん

おお！熱血〜ゥ

花子くん

まぁ、焦らなくても君はいずれ優秀な祓い手になる

花子くん

それこそ俺なんかカンタンに祓えるくらいにね

花子くん

期待してるよ

光(こう)

期待？

光(こう)

俺はテメーを祓うってんだぞ、なのに…

花子くん

まぁ

花子くん

今は、弱っちいけどね！

ドフ

光(こう)

がっ

光(こう)

っテメ…汚ね…ぞ…

琴葉

(痛そう…)

寧々(ねね)

大丈夫？

花子くん

こーでもしなきゃ諦めてくれなそうだったからね

花子くん

丈夫そーだし少ししたら起きるよ

寧々(ねね)

この杖…今のうちに隠した方がいいんじゃ…

琴葉

(また来るかも知れないのに…？）

花子くん

俺のことシンパイ？

寧々(ねね)

あったりまえじゃない！友達なんだから

琴葉

(私だって…七番様がいなくなるのは…）

花子くん

そう、

花子くん

ヤシロは、人殺しでも仲良くできるんだ

寧々(ねね)

そ…

花子くん

なーんつって冗談冗談

花子くん

少年はこのままで大丈夫だよ

花子くん

また来たところで俺を祓えやしないだろうし…

花子くん

賑やかなのは大歓迎だ

花子くん

まぁ…近々もっと賑やかになりそーだけどね

花子くん

…少年は俺がどうにかするから、ヤシロとアマノは帰りなよ、

寧々(ねね)

う、うん！

寧々(ねね)

じゃあまた明日〜！

琴葉

バイバイ…！寧々ちゃん、

花子くん

アマノは、帰らないの？

琴葉

……ギュッ

花子くん

…どしたの？

琴葉

消えないでｯ(泣

琴葉

いなくならないでくださいｯ(泣

花子くん

・・・(⌒▽⌒)

花子くん

アマノ、こっち向いて

琴葉

？

花子くん

チュッ(髪の毛に）

琴葉

！？

花子くん

大丈夫、そんな簡単に祓われないよ(⌒▽⌒)

琴葉

約束ですよ

琴葉

(*⌒▽⌒*)

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ゆゆ

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