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その日は暑かった

ナナ

暑ー…

私はクーラーのきいた教室に行きたくて走る

そして私は教室の扉を開けた

ハイバラ

あ!おはよう!!

ナナミ

おはようございます

ナナ

おはよー、

ナナ

今日暑いねー…

ハイバラ

ここの教室はクーラーがきいてて涼しいよね!!

ナナミ

アナタがいるせいで私は暑いです

ハイバラ

僕の燃えている心が七海に伝わっていたなんて!!

ハイバラ

ますます燃えてきたよ!!

ナナミ

やめてください…

ナナ

あはは、元気だね〜(笑)

長年つくってきた

この笑顔

今日も崩さない

ナナ

あ、先生に出す書類あったんだった

ナナ

私ちょっと職員室行ってくるね!

ナナミ

分かりました

ハイバラ

帰ってきたらまた話そうね!!

ナナ

うん、(笑)

私は教室の扉を開ける

開けた瞬間暑くなる

ナナ

やっぱ暑いなぁー…

セミの音が窓越しから聞こえる

私は窓の外に見える青空を眺めながら歩く

すると、前から人がぶつかってきた

ぶつかった衝動で、書類が落ちる

ナナ

ご、ごめんなさい!

前を向くと胴体しか見えなかった

ナナ

あれ…

恐る恐る上を見上げる

そこには白髪にサングラスをかけたガラの悪そうな高身長男がいた

サトル

ちっせーなお前

初対面でこんなことを言われたのは初めてだ

この人にはデリカシーというものがないのだろうか

サトル

_い

サトル

おい_

サトル

おい!!

ナナ

あ、…すいません

サトル

お前、1年?

ナナ

?はい

サトル

…ふーん

その男はしゃがみながら私に顔を近づけてくる

ナナ

い、いきなりなんですか…

サトル

お前、名前は?

ナナ

な、名前…?

ナナ

逢奈菜ですけど…

サトル

奈菜か

サトル

俺、お前のこと気に入った

ナナ

…は?

今日も退屈だ

何か面白いことがないかと俺は廊下をウロウロする

突然なにかにぶつかる

サトル

んぁ?

下を見るとチビの女がいた

サトル

ちっせーなお前

そいつは怖がっているのか困惑しているのか分からない表情をしていた

サトル

おい

サトル

おい

サトル

おい!!

そいつはびっくりしながらこちらを見てきた

ナナ

あ、…すいません

サトル

……

よく見るとコイツ面白い術式持ってんな

サトル

お前、1年生?

ナナ

?はい

こんな面白い術式で1年生?

俺はこの退屈な日々が何か変わるとその時感じた

サトル

…ふーん

俺はしゃがんでそいつの顔をじっくり見る

ナナ

い、いきなりなんですか…

コイツ、俺というイケメンの顔が急接近してるってのに表情を全く変えない

…変えさせたい

サトル

お前、名前は?

ナナ

な、名前…?

ナナ

逢奈菜ですけど…

逢?どっかで聞いたような…

…ま、考えるのは後にしよう

サトル

奈菜か

サトル

俺、お前のこと気に入った

ナナ

…は?

すると、どこからか足音が聞こえてくる

スグル

悟〜

サトル

お、傑

スグル

ん?この子はどちら様かな?

サトル

1年の逢奈菜

スグル

そうなのかい、よろしくね奈菜ちゃん

ナナ

あ、はい…

ショウコ

おいお前ら〜夜蛾センに怒られるぞ〜

サトル

げ、

サトル

仕方ねぇ、戻るか

スグル

そうだね

サトル

またな、奈菜

スグル

またね〜

ナナ

は、はい?…

一体何だったんだろうか

ナナ

……

私は落ちた資料を集めて職員室に向かう

私は扉を開ける

ナナ

ただいま〜

ハイバラ

おかえり!!

ナナミ

遅かったですね、何かあったんですか?

ナナ

いや、別に大したことじゃないから気にしないで!

突然教室のドアが勢いよく開く

サトル

奈菜〜

ナナ

…えぇ

何故この人がいるのだろうか

さっき見送ったばっかりなのに

サトル

これ、お前の?

ナナ

えっ…

その人の手には私の大切な写真がヒラヒラとされていた

ナナ

かっ、返してください!

私が手を伸ばして取ろうとすると、さらに上に上げて私が取れなくなる

ナナ

卑怯です!!

サトル

コイツ誰?

その写真を指差しながら

何故か真剣な眼差しでみつめられる

ナナ

わ、私の兄です

サトル

…ほんと?

ナナ

ほんとです!!

サトル

…ふぅん

サトル

じゃ、いいや

その写真を私に軽く投げてきた

ナナ

わっ

私は写真を軽くキャッチする

サトル

俺の名前は五条悟

サトル

あ、ちなみに俺お前の"先輩"だから

ナナ

…へ?

サトル

じゃ、また来るから

そう言って先輩は教室を後にした

ナナ

……

五条…悟?どこかで聞いたような…

ナナ

ナナ

あぁぁあああっ!!

ナナミ

大丈夫ですか?

ハイバラ

燃えてるね!!

ナナ

五条悟って…あの!?

ナナミ

そうですよ、知らなかったんですか?

ナナミ

有名人なのに

ハイバラ

他の先輩も凄いよ!!

ナナ

あ…あばばばばば…

最強と謳われる五条悟に…私はなんてことを…

し、しかも先輩…

ナナ

私の人生終わった…

サトル

ん?

サトル

なんだこれ

スグル

どうしたんだい?

知らない男の写真が落ちていた

後ろを向いて歩いているアイツに声をかける

サトル

おい!!奈菜!!

気づかないアイツは奥へと進み続け、見えなくなる

サトル

…これ、アイツのか?

スグル

かもね

再び知らない男の写真を手に取って見る

サトル

……

…モヤッとする

サトル

…不整脈か?

スグル

へぇ…

スグル

悟って年下派だったんだ

サトル

は…っ!?//

スグル

冗談だよ冗談

サトル

笑えねぇ冗談すんな!💢

スグル

ごめんって

サトル

ったく、

サトル

俺、アイツのところ行ってくるわ

スグル

分かった

確かここだよな?

俺は勢いよく扉を開ける

サトル

お、いたいた

サトル

奈菜〜

ナナ

…えぇ

奈菜は驚いた顔をしながら立っていた

サトル

これ、お前の?

ナナ

えっ…

俺は写真をヒラヒラさせながら奈菜に見せる

ナナ

かっ返してください!

奈菜が腕を伸ばして取ろうとしてくるから、俺はもっと高く腕を伸ばして写真を取れなくする

ナナ

卑怯です!!

サトル

コイツ誰?

知らない男の写真を指差しながら

俺の口が勝手に動く

ナナ

わ、私の兄です

サトル

…ほんと?

何故俺が確認する必要があるのか

口が何故勝手に動くのか

……俺の脳が心に勝てていない?

ナナ

ほんとです!!

サトル

…ふぅん

サトル

じゃ、いいや

俺は軽く彼女に写真を投げる

ナナ

わっ

…そういえば自分の名前を言っていなかった

サトル

俺の名前は五条悟

サトル

あ、ちなみに俺お前の"先輩"だから

ナナ

…へ?

彼女は俺が五条悟とも先輩とも気づいてない様子だった

サトル

じゃ、また来るから

そう言って俺は教室を後にした

サトル

……

サトル

…俺、今どんな顔してんだろ

𝐩𝐫𝐨𝐟𝐢𝐥𝐞

アユセ ナナ 逢 奈菜

*さしす組の後輩* 年齢 16歳 身長 158cm 誕生日 10/10 術式 ??? 等級 一級 好きなもの : 甘いもの・兄 嫌いなもの : ピーマン・家の連中 一言 : 先輩がウザいです

ナナ

 

ゴジョウ サトル 五条 悟

*奈菜の最強な先輩* 年齢 17歳 身長 190cm⇡ 誕生日 12/7 術式 無下限 等級 特級 好きなもの : 甘いもの・面白い奴 嫌いなもの : 上層部 一言 : 最近気になるアイツ

サトル

 

ゲトウ スグル 夏油 傑

*五条悟の親友* 年齢 17歳 身長 185cm⇡ 術式 呪霊操術 等級 特級 一言 : 早くあの二人くっつけばいいのに

スグル

 

イエイリ ショウコ 家入 硝子

*五条悟と夏油傑の友達* *奈菜が唯一尊敬してる先輩* 年齢 17歳 身長 165cm 術式 反転術式 一言 : 煙草吸いたい

ショウコ

 

ナナミ ケント 七海 建人

*奈菜のクラスメイト* 年齢 16歳 一言 : 先輩方に気を使うのは疲れる…

ナナミ

 

ハイバラ ユウ 灰原 雄

*奈菜のクラスメイト* 年齢 16歳 一言 : 先輩達とクラスメイトと最近仲良くなれて嬉しいよ!!

ハイバラ

 

「イジワルな先輩」

𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭

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