よかった。
誰もいない。
明かりが着いた廊下を走りながら、部屋に向かう
口元が見えないように、ジャージの袖で顔は隠しているけど、ここで誰かに会ったらまずい。
そう思いながら、足を速める。
橘 凛花
そう呟きながら、廊下の角を曲がると、突然誰かにぶつかった
???
橘 凛花
ぶつかった衝撃で、そのまま床に倒れ込む。
すると、私が押し倒したようなカタチで、ぶつかった相手に床ドンしてしまったのだ。
やらかしたやらかしたやらかした
やっべえやらかした。
顔も見られた、床ドンしちゃった、
頭の中でそう叫びながら、ぶつかった相手に目を向ける
相手は、驚いたように目を見開いて固まっている。
二口堅治
二口堅治
終わった。
橘 凛花
二口堅治
犠牲者が増えるから。と付け加えて、手を左右に振りながら笑う伊達の二口さん
ぶつかっ人が二口さんでよかった。 そう思いながら、小さく安堵のため息をもらす。
橘 凛花
私は軽く頭を下げてから、 二口さんに背を向けて自分の部屋に向かった。
二口堅治
青根高伸
♡1000
コメント
2件
1000ぴったし☆ჱ̒˶ー̀֊ー́ )、…にろに見られち"ゃ"っ"た"ーそんな"ぁ"ー"