ことか
・・・・・・
ことか
私行ってくる
美桜
どこに?
ことかは美桜の言葉を聞かず洸音の後を追っていった。
その頃洸音は・・・
洸音
・・・・・・
洸音
(俺なんかしちゃったかな・・・)
洸音
はぁ
洸音は大きなため息をついた
ドン
夢衣
痛った
洸音は前を見てなかったので人とぶつかってしまった
洸音
ごめんね
目を見たら・・・
洸音
なんだ夢衣か
夢衣
なんだ夢衣かって
洸音
ごめんごめん笑
夢衣
それよりなんかあった?
洸音
え・・・
夢衣
いや〜いつもより顔が暗いから
洸音
・・・なんもないよ!
夢衣
なら良かった
洸音
じゃあな
夢衣
うん!バイバイ
ドタバタ
ことか
ハァハァ
ことか
どこ・・・洸音
人影が見えた
そこには
夢衣
どした?
ことか
洸・・・音知らない?
夢衣
さっきまで話してたよ
ことか
(えっ・・・)
ことか
・・・どこ
夢衣
あそこらへん
ことか
ありがと
タッタッタッ
ことか
いた!
洸音
ことか!?
ことか
ハァハァ
洸音
どうした?
ことか
あの・・・さっきは嫌な思いさせてごめん
洸音
・・・
ことか
私、朝教室で洸音が「俺らはそんな関係じゃあねーよ」
ことか
って言ってたから悲しかったの
洸音
え・・・
ことか
それで1人で泣いてた
ことか
ごめんなさい
ことかは頭を下げた
洸音
・・・・・・
洸音
頭上げて
ことか
・・・・・・
洸音
俺だって本当はそんなこと言いたくなかった・・・
洸音
ことかが、からかわれるんじゃねーか心配だったから
洸音
あんなこと言った
洸音
ごめん
ことか
・・・洸音
ことか
じゃあお互い様ってことで
洸音
・・・うん!
キーンコーンカーンコーン
洸音
やべ
洸音
掃除の時間だ
ことか
あっ
ことか
そうだったー
洸音
行くぞ
洸音はことかの手を握った
ことか
(えっ・・・/////)
洸音
(手ちっちゃ)
洸音
(可愛い笑)