テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
4,009
春乃 りんご
9
水餅 日本受け主食
464
82
コメント
1件
みぅです🤍 第3話、読ませてもらいました〜 あのキューピッドの絵馬ちゃん、まさかのクラスメイト編入…!しかも特等席で「ラブ度観察」宣言とか、笑ったけどるなの気持ちもわかるよ…焦るよね😅 秋山くんの心配そうな苦笑いも、ちょっと優しい感じがして良いなって思った。 るなの左目がまた赤く明滅してる描写、続きがすごく気になるよ〜✨ 次話も楽しみにしてます!
翌日。るなが教室の席につくと、担任の先生が「今日から我がクラスに編入することになった、陽菜内さんだ」と、一人の女子生徒を呼び込みました。
ガラッとドアが開いて入ってきたのは、昨日と全く同じ、あのまばゆい金髪。流石に背中の羽は(人間には見えない魔法で)隠しているようですが、頭にはお気に入りの黒いキャスケット帽をちゃっかりかぶったままです。
エマ
教壇に立った絵馬は、人差し指を立ててウィンク。その瞬間、クラスの男子たちの目が一斉にハートマークになりました。絵馬の持つ天性の「愛されオーラ」が、教室中に爆発したのです。
るな
るなは机に突っ伏して頭を抱えました。チラリと隣の秋山くんを見ると、彼は困ったように苦笑いしながら、るなの様子を心配そうに見つめています。
「それじゃあ、陽菜内さんは……」先生が空いている席を探そうとした、その時。絵馬の目がキラリと輝き、彼女の瞳の奥に黄金のハートマークが浮かび上がりました。
タタタッと軽い足取りで歩き出した絵馬は、なんとるなと秋山くんの席の真ん前までやってくると、前の席の男子生徒の肩をポンと叩きました。
エマ
「は、はい喜んでーーーっ!!」絵馬のキューピッドパワー(魅了)にあてられた男子生徒は、一瞬で荷物をまとめて席を譲ってしまいました。
エマ
絵馬はくるりと振り返り、るなたちの机に身を乗り出します。
エマ
るな
るなの叫び声が教室に響き渡りました。焦りまくるるなの左目では、またしても真っ赤なハートマークが、眼帯の裏側で激しく明滅し始めています。
こうして、秘密を抱えたるなと秋山くんの高校生活に、自称キューピッドのトラブルメーカー・絵馬が加わり、さらに大騒ぎな毎日が幕を開けるのでした。