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控え室のソファ。
橙はスマホを見たまま、動かなかった。
桃
桃が声をかけても、反応が遅い。
橙
返事はする。 でも、目が合わない。
橙
橙がぽつんと言う。
橙
桃の眉が、わずかに動く。
桃
橙
橙
桃は、すぐに答えなかった。
代わりに、橙の隣に座る。
距離、ゼロ。
桃
橙は一瞬だけ黙ってから、笑った。
橙
橙
橙
橙
軽く言うけど、 指先がぎゅっとスマホを握ってる。
橙
橙の声が、少し低くなる。
橙
橙
橙
その瞬間、
桃が、橙の顎に手を添えた。
強くない。
でも、逃がさない。
桃
桃
橙
桃の声が、はっきり冷たくなる。
桃
橙の目が揺れる。
橙
橙
橙
言い切る前に、抱き寄せられた。
息が詰まるくらい、近い。
桃
即答。
桃
桃
桃
額が触れる。
桃
橙の喉が鳴る。
橙
桃
橙
桃が微笑んで、頭を撫でた。