シニガミコ
はい!次ミヨ!
ミヨ
…
ミヨ
(なんで…私が…こんなこと…!)
この中で、1日でも一緒に過ごしたことのある仲間を殺せ
シニガミコ
これは…ナホコを殺すしかなさそーだね!
ミヨ
嘘…でしょ…
ナホコ
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
シニガミコ
早くしてね
ミヨ
(どうしよう…1日ってそんな短い時間私達は過ごした仲じゃない!何年も何年も一緒にいて…ずっとこれからも一緒に仲良く…でも早くしないと…泣)
ミヨ
(でも…ナホコは私達の指を砕いたわ…それなら当然の罰よね…?でも人を…ましては親友を殺すなんて…私には無理よ…!)
シニガミコ
早く!
ミヨ
(でも、どうせこの事が分からないんだったら…)
ミヨがナホコの元へ向かう
そしてぐっと首に手をかける
ナホコ
ミ…ヨ…?
ミヨ
ごめんね泣なんで私も殺さなきゃいけないのって思ってる…けど!ナホコも指を砕いたわ!大勢の人の!しかも1人間接的に殺してる!それだったら死ぬのも当然よ!
シニガミコ
そー出たか…!おもしろーい!
ナホコ
ミヨ……
ナホコ
そ…だよね…人をこんなに傷つけて…許されないよね…ごめんなさい……
ナホコ
私…ミヨになら…殺されて…いいよ…
その言葉を聞いて、ミヨはナホコを殺すことなんて出来なくなった
ミヨ
…!
ミヨ
馬鹿っ!私になら殺されていいとか言わないでよ!
ミヨ
私だけ?親友って思ってたのは!?
ミヨ
親友だから殺されていいんじゃなくて親友だから殺されたくないでしょ?!
ミヨ
なんでそんなこと言うのよ!
ナホコ
親友だからこそさっき会ったばかりの奴が生きるために殺されるより親友のミヨが私を殺して生きる方が何億倍と嬉しいから…
ミヨ
ナーコ…!!
ミヨ
…私…間違ってた…私はこの指示を受けないからナホコが生きて…
そう言い、ナホコの首を絞めてた力を緩め、手をそっと離そうとしたとき
ナホコがその手を掴んでもう一度自分の首を絞める様にした
ミヨ
ちょっと!何してるの!?
ナホコ
最後まで生きてよ…私がこれから生きれる気はしないわ
ミヨ
そういう問題じゃ!
ナホコ
そうよ!
ナホコ
私だって生きたい!まだ死にたくない
ナホコ
けど…私、ミヨになら私の代わりに生きること許せる
ミヨ
ナーコ…
ナホコ
だから、お願いだから私を殺して…?
ミヨ
ひっく、うっ…ひっ…く
ミヨ
(ナーコの為、ナーコの為…)
ナホコ
…ごめんね…最後まで私のバカに付き合ってくれて…ありがと……ウッ…!
ミヨ
ナ…ーコ…?
シニガミコ
見事にクリアー
シニガミコ
友情でおなかいっぱいだー
ミヨ
うわぁぁん…!!!
シニガミコ
ちょっとー騒がないでよーペナルティ受けたいの?
ミヨ
ビクッ!遠慮します…
ミヨ
(ナーコ…なんで…)
シニガミコ
なんかこのゴミ、あんまし傷つけられてないなー
シニガミコ
勿体ないな…
シニガミコ
あ!いいこと思いついたー!
シニガミコ
解剖を始めまーす!
ミヨ
は…?ちょっとやめてよ!?ねぇ!!
シニガミコ
あーもー邪魔しないで!
ミヨ
キャッ!
シニガミコ
その”ゴミ”片付けといて
ミヨ
え…?
ミヨ
(ゴミって私、死体扱いされて)
ミヨ
か、体がも、燃えて…あ、熱いァァァ!?
しばらくして悶絶が聞こえなくなった
その間もナホコの体にメスは入り続けていた
シニガミコ
……よし!これでおしまい!
シニガミコ
って!2人も死んじゃってるーw