いむいふ ないむ しょーいふ ないむが最低です
それでも大丈夫な方はどうぞ
昔から人と話すのが苦手だった
話してたのは親と幼馴染だけ
昔から人と話すのが苦手だった
話してたのは親と幼馴染だけ
その幼馴染も小学校の時に引っ越してどこに行ったのかわからない
幼馴染が引っ越してから小学校、中学校、高校、大学を孤独に過ごしてきた
そんな孤独を埋めるためにネットに手を出してみた
英語が得意だったから好きな曲を英語で歌ってみたり
何気ないツイートをしてみたり
そこで出会ったのがいれいすのみんなだった
昔から人と話すのが苦手だった
話してたのは親と幼馴染だけ
みんなに会ってから孤独が少しずつ埋まっていった
…メンバーに告白されて、付き合うことにもなった
毎日が幸せだった
…幸せだったのに
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
いふまろ
なんで人間は1人の人を愛せないんだろう
どうして他の人の愛に縋るんだろう
ほとけ
ほとけ
ほとけ
いふまろ
ピンポーン
ガチャッ
初兎
いふまろ
あそこに居るのが辛かった
誰かに悩みを聞いて欲しかった
初兎
いふまろ
初兎
膝から崩れ落ちる
初兎の声を聞いて安心したら体の力が抜けた
初兎
いふまろ
初兎に全部説明した
ほとけとないこのことを
包み隠さず、全部
初兎
そう言って頭を優しく撫でてくれる
初兎
その言葉を聞いて、また俺は泣いた
それからほとけの居ない日は毎日初兎の家に行った
行って、雑談して、帰って、行って、雑談して、帰って
それの繰り返し
不思議とそれだけで孤独感は埋まっていった
なにも詰め込めないくらい、ギッシリと
今日は珍しく早く帰れた
一応中にないことほとけがいるかもしれないので静かに扉を開ける
リビングに近づくにつれてハッキリ聞こえてくる声
ないこ
ほとけ
ないこ
ほとけ
ないこ
バレないように静かに家を出る
その日はなんだか
無性に初兎に会いたくなった
いふまろ
初兎の家につく頃には目から涙が溢れ出てて
空も雲で覆われていた
初兎
初兎に合わせて数回深呼吸をする
いふまろ
初兎
なんであの言葉で辛くなったのか自分でもよく分からない
ただ、胸が張り裂けそうになって
息も苦しくなって
また、孤独になるんだと思って
…耐えられなかった
いふまろ
初兎
1時間もすればだいぶ落ち着いてきた
一生分の涙を使ったと言ってもいいぐらい泣いた
カバンを持ち腫れた目を隠すように深く帽子を被る
ポツ…ポツ…
いふまろ
初兎
5分もすれば雨は豪雨に変わっていった
涙雨のような雨が降り続く
静寂な家に鳴り響く音
それが何だかうるさく感じた
いふまろ
初兎
初兎
いふまろ
初兎
いふまろ
そんな言葉初めて聞いた
初兎
初兎
その言葉に反応する
いふまろ
それ以上は言葉を紡げなかった
唇に柔らかい感触
それは直ぐに離れていった
初兎
手を絡められ恋人繋ぎにされる
不思議と嫌じゃなかった
“もう少し、一緒にいようや”
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