奈緒
(この声は…)
華
てめぇらぁぁあああ!
奈緒
華…!
この時私は思い出した…
華がバカみたいに強い事を…
華
なんやねんおまえらぁぁあああ!
男1
なんだあいつ?
男2
弱そうな女〜
華
……言ったな?
3分後
華
二度とするんじゃねぇぞ?
華
分かったか
男1
はい!すみません…
男2
ごめんなさい…もうしません!
男達は走って逃げていった
奈緒
華…ありがとう!
奈緒
おかげで助かりました…
華
いえいえ!
華
親友の事を助けるのは当たり前!
奈緒
怖かった…
華
だろうね。
華
あんなイケメンでもない男達にされたら怖いだろうね…
奈緒
イケメンでも怖いよw
華
そっかぁw
華
てか、なんでこんな時間に?
奈緒
あー忘れ物を…
華
忘れ物?
奈緒
(届けに…って行ったら誰に?って聞かれるよね…絶対)
奈緒
(なら、取りに行ったとでも言っておくか…)
奈緒
(優斗が家に来たのバレても困るし…)
奈緒
忘れ物を取りに行ったの!
華
あーそうなんだ!
奈緒
スマホ忘れちゃってさ…
奈緒
大事だからねw
華
そうだよねw
華
てか、また変な男に絡まれたら大変だから、家まで一緒に行こ!
奈緒
うん!華が居ると心強いよ!
華
そう?w
私達は一緒に帰ることにした。
奈緒
じゃあ、ばいばい!
華
うん!また明日!
そう言って華と別れ、家に入った
奈緒
ただいま!
母
おかえり!どこ行ってたの?
母
こんな遅くに…
奈緒
あー!
奈緒
用事があってさ
母
なんの?
奈緒
友達と勉強してたの
母
あらそうなのね!
母
教えてもらったの??
奈緒
私が教えてあげたのw
母
なるほどねw
母
お風呂入れてあるから入って来なさい
奈緒
ありがとう!行ってくる
お風呂も入り、ご飯も食べ、 寝ようとした時…
父
奈緒!優斗君から電話だぞ
奈緒
はーい
奈緒
もしもし…
優斗
奈緒…さっきはごめん
奈緒
大丈夫。
奈緒
そんな気にしてないし…
優斗
心配してくれたのに、あんな言い方しちゃって…
優斗
あの絆創膏の事は明日説明する
奈緒
うん…
優斗
本当にごめん
奈緒
もう謝らないで
奈緒
大丈夫だから。
優斗
うん
優斗
じゃあおやすみ。
奈緒
おやすみ。
私はこの時知らなかった…
あの絆創膏には あんな理由があったなんて…






