上を見るな

四方が壁で囲われた部屋に閉じ込められている。

目の前の壁にライトで照らされた紙が貼られている

「上を見るな」

「ぎゃ～～～やめて～～～～！！」

隣の部屋から叫び声が聞こえた

5時間後

ビ――――！！

上からパンと水が落ちてきた。

「うわ―――やめて！！やめてくれ！！助け………………」

パンと水を掴み壁に投げつけた

ビ――――――！！

また上からパンと水が落ちてきた

1日後

「ここから出たいか？」

「ここから出たいか？」

「上を見ろ」

「ふふふ…上を…ふふ…見ろ…」

「きゃ～はっはっはっはっ！！」

「上を見ろ！！！！」

「早く見ろよ！！！！」

「出してやるから！！早く見ろよ！！クソゴミがぁぁぁ！！」

「早くしろよ！！クズ人間がぁぁぁ！！」

ミカは上を見た。

全面テレビ画面になっており画面には

見知らぬ男の顔が全面に映っていた。

「見たな？！」

「こいつマジで見たよ！！！」

「ぎゃ～はっはっはっはっ！！！」

「お前馬鹿だな！！」

「しねぇ！！クソ虫野郎がぁぁぁ！！」

天井が落ちてくる

「助けるわけねぇだろ！！死ねぇ！！」

「じゃあそこで裸になって踊ってみろよ！！」

「早くしねぇと潰れるぞ～！！」

ミカは裸になって踊った。

「クックックッ……」

「助けるわけねぇだろばーか！！」

天井が落ちるスピードが早くなった。

「泣け！叫べ！！そして死ね！！」

ｸﾞｼｬ