TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

校長室

ディア・クロウリー

ルカさん、貴方のこれからについてですが

ディア・クロウリー

学園内に今は使われていない建物があります。

ディア・クロウリー

昔、寮として使われていた建物なので

ディア・クロウリー

掃除すれば寝泊まりぐらいはできるはずです。

ディア・クロウリー

そこであれば、しばらく宿として貸し出して差し上げましょう!

ルカ

ほんとですか!

ルカ

お気遣いいただきありがとうございます、!

ルカ

こんな私の我儘を聞いてくださって……

ディア・クロウリー

善は急げです。

ディア・クロウリー

寮へ向かいましょう。

ディア・クロウリー

少し古いですが、趣のある建物ですよ。

オンボロ寮

ルカ

……これは

ルカ

趣があって素敵な建物ですね。

ディア・クロウリー

そうでしょう、そうでしょう。

ディア・クロウリー

さあ中へどうぞ。

ディア・クロウリー

ここであればとりあえず雨風は凌げるはずです。

ディア・クロウリー

私は調べ物に戻りますので

ディア・クロウリー

適当に過ごしていてください。

ディア・クロウリー

学園内はウロウロしないように!

ディア・クロウリー

では!

ルカ

はい、ありがとうございました。

ルカ

さて、とりあえず掃除をしなければなりませんね。

ルカ

『──────』っ!

✨✨✨

ルカ

一通り終わりですかね。

ルカ

……雨が降ってきた。

ルカ

………ご主人様の元へ帰らなくても良かったのでしょうか…。

グリム

ぎえー!

グリム

急にひでえ雨だゾ!

ルカ

おや?もしかして先程の…

グリム

ぎゃっはっは!

グリム

コウモリが水鉄砲くらったみたいな間抜けな顔してるだゾ!

ルカ

確かグリムさんでしたっけ?

ルカ

先程追い出されたのではなかったのですか?

グリム

俺様の手にかかればもう一度学校に忍び込むくらいチョロいチョロい。

グリム

ちょっと外に放り出したくらいで

グリム

オレ様が入学を諦めると思ったら大間違いなんだゾ!

ルカ

どうしてそんなにこの学校へ入学したいのですか?

グリム

単純な話なんだゾ!

グリム

オレ様が大魔法士になるべくして生を受けた

グリム

天才だからなんだゾ!

ルカ

確かに、先程の炎の魔法は素晴らしいものでしたね。

グリム

いつか黒い馬車が迎えに来るのを

グリム

オレ様はずっとずっと待ってた。

グリム

なのに………なのに………

グリム

ふ、ふん!

グリム

闇の鏡も見る目がねーんだゾ。

ルカ

………グリムさん。

ルカ

グリムさんの入学、私が交渉してみましょうか?

グリム

おまえ!そんなことできるんだゾ!?

ルカ

はい。成功するかは分かりませんが

ルカ

1度クロウリーさんに交渉をしてみますね。

グリム

オマエ……良いヤツなんだゾ!

ルカ

お褒めいただきありがとうございます。

ルカ

では明日にでも交渉してみますね。

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡300 遅くなってしまいすみません💦

"所有物"ですから

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

345

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚