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ゆうひ
まさ
みさ
みさ
ゆうひ
みさ
まさ
ゆうひ
みさ
まさ
みさ
まさ
まさ
まさ
まさ
ゆうひ
まさ
まさ
まさ
ゆうひ
まさ
まさ
ゆうひ
みさ
ゆうひ
まさ
まさ
まさ
突然の「別れ」だった 兄に会いに来る彼女をガキだった僕は何もしてあげられなかった next そんなミサSide
みさ
みさ
みさ
ある一室に通された僕に現実が突き付けられる
病院
みさ
もう乾ききった黒い血が服を汚していた
病院
みさ
病院
みさ
病院
傷もないただ青白い顔と対面する 現実を受け止めきれず涙すら出なかった
病院
みさ
病院
みさ
病院
みさ
病院
ゆうひにメールした
ゆうひ
通話
00:00
ゆうひ
みさ
ゆうひ
みさ
みさ
ゆうひ
みさ
ゆうひ
泣くこともなく 淡々と準備しながら出かけようとする彼女と一瞬話した 初冬の寒い日だったのを覚えてる
ずっとメールを途絶えないように 明るく振舞ってくれる彼女に涙が止まらない たまに兄のところに行きどついた・・・軽く・・・
ゆうひ
深夜に病院の廊下に声が響いた 顔を上げるとコートを脱いで黒めの服で猛ダッシュしてくる
ゆうひ
みさ
ゆうひ
みさ
ゆうひ
みさ
ゆうひ
毎日のように話してた けど現実に会うのは初めてだった
ゆうひ
みさ
ゆうひ
すっぴんでも凄く綺麗な人だった・・・ 不謹慎だけど
ゆうひ
そう言うとアツアツのカイロを渡してくれて 彼女の匂いがするコートに包まれて廊下で待ってた もし 目を腫らしてボロボロになっていたら・・・ 僕はどんな顔をしたらいいんだろう
ゆうひ
一室から出てきた音すらも分からなかった 深夜すぎて一瞬眠ってた
ゆうひ
小さな手のひらに握られてた兄のネックレス 一ミリも泣くことなく淡々と僕に問う 病院の先生が僕に伝えてくれたこと 全て話した 僕は泣いてたのに・・・
ゆうひ
みさ
ゆうひ
薄暗い廊下で一ミリも泣かない彼女が両手を広げてた 「飛び込んでおいで!」 って言わんばかりに 逆に僕がすべきこと
みさ
声を出せなかったけど暖かい腕に僕が飛び込んでた 背中をさすられ頭撫でられ余計涙が止まらない
ゆうひ
みさ
カイロとコートが僕の手の中に残った・・・
数日後 喪服に包まれた彼女と再会することになる
コートが入った服を渡され あの時の忘れ物だと気づく 無意識に渡したままになってた 少し痩せて泣き腫らした顔で私を迎えに来てくれた
みさ
ゆうひ
私よりミサのほうが心配になるくらい衰弱していた
ゆうひ
みさ
ゆうひ
みさ
常に隣で心配してくれるミサ そしてご両親
何故かずっと泣けない 心が壊れてしまったかのように
沢山の人に惜しまれてる「彼」が誇らしかった 何か考える暇もないまま明日天国に旅立つ そう分かってても泣けなかった 沢山話しかけてくれるミサ でも触れるわけでもない 変な距離感があった
みさ
ゆうひ
みさ
ゆうひ
車の中もしゃべることなく 彼の地元を走らせて山道を少し走り自宅へ
みさ
ゆうひ
みさ
ゆうひ
みさ
みさ
ミサくんが自分の部屋に戻りガサガサ探し物?
みさ
差し出してくれたセットアップはミサの匂い
ゆうひ
みさ
みさ
でも凄く暖かい ミサくんの匂いに包まれてる
みさ
バイクのメットを放り投げて来て凄く大きなバイクに乗せてくれた
みさ
ゆうひ
みさ
ゲームの中のお馬さんに乗せてくれる背中と同じ・・・ 必死にしがみついて背中に命を預け 寒いけど暖かさに安心しかなかった
みさ
でかいバイク過ぎて乗れたのに降りれない・・・w
みさ
みさ
ミサの腕に飛び込むと軽々と降ろし 海のほうに走ってってしまった
ゆうひ
みさ
砂浜に足を取られながらゆっくり後を追う 波打ち際で立ち尽くすミサの背中が見えるくらいの位置で名前を呼んだら 振り返ってくれた
みさ
ゆうひ
みさ
みさ
みさ
ゆうひ
みさ
ゆうひ
みさ
みさ
みさ
ゆうひ
ゆうひ
みさ
みさ
みさ
ゲーム内では本当に強くて 有名人で そんな人の伴侶になるなんて恐れ多い けど・・・
みさ
みさ
ゆうひ
手を引いてバイクに乗せてまた自宅へ戻った
みさ
みさ
ゆうひ
黙って頷くみさくんが部屋を出て行こうとするから咄嗟に腕を掴んでしまった
ゆうひ
みさ
ゆうひ
みさ
ゆうひ
みさ
ゆうひ
みさ
ゆうひ
みさ
みさ
ゆうひ
生殺し。 だけど久しぶりにちゃんと眠った気がする 今思えばごめんね? 振り返ってくれて良かったんだよ・・・?
ゆうひに生殺しを喰らって朝を迎えた でも安心しすぎて、ちゃんと寝たと思う
ゆうひ
みさ
みさ
ゆうひ
青く晴れた空が広がってた日 兄貴との最期の時を過ごした
最初から最期まで一ミリも泣くことがなかった ゆうひ 凄く綺麗なのに痛々しくて仕方なかった
母
ゆうひ
母
ゆうひ
憔悴しきった母との挨拶をし 僕の前で白いハンカチを差し出す
ゆうひ
みさ
ゆうひ
みさ
ゆうひ
ふわっと僕を包んでくれる あのコートと同じ匂いがする このまま離れてこのまま見送ったら〇んでしまうんじゃないかって・・・
みさ
ゆうひ
ゆうひ
ゆうひ
海が見下ろせる高台にあるある場所に強引にゆうひを連れてった