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七峰まなか
私は七峰まなか
七峰まなか
この高校に同じ現象が起きている人が居ると聞いて転校してきた
七峰まなか
私は事故死した後に、【主人公になる権利】をゲットしたのだ…
教師
あ、裕太の席空いてるなー
裕太
いや普通空いてねえだろ
裕太
裕太
空いてたわ
教師
七峰は彼処に座れー
七峰まなか
(…よし！同じ境遇の男子と隣の席はになる…お決まりｯｯｯ)
七峰まなか
…よ、よろしく…ね？
裕太
あ、うん、よろしく！
七峰まなか
(柄にも無く変な喋り方に…)
矢宵なゆ
あ、あの！
七峰まなか
…何
矢宵なゆ
あ、あの、
矢宵なゆ
ユータくんの隣の席同士…よ、よろしく！
七峰まなか
…う、うん
七峰まなか
(…こう見えて、私は全く前世に置いて恋愛関係どころか友情関係さえも疎かにしてしまっていたのだ)
七峰まなか
(俗に言うコミュ障だ)
七峰まなか
(放課後、漫画ってだけあって授業は一瞬だった)
雨宮ゆい
ゆーたくん！
中野なつめ
裕太！
池崎みお
…さ、佐藤！！
矢宵なゆ
佐藤くん！
七峰まなか
まじか…
七峰まなか
(…そうだ。同じ境遇だからといっても私は少女漫画の主人公彼はラブコメの主人公。恋愛漫画は叶わぬ恋をするのがお決まり ラブコメはハーレムになるのがお決まり)
七峰まなか
(交わってわならない世界線だ…)
裕太
あ、ご、ごめん
裕太
お、俺…
裕太
七峰さんと帰るから！！
七峰まなか
は、あ、ええ！？
七峰まなか
(あ、そっか。少女漫画は主人公が結ばれる確率が高いんだ…！)
裕太
じゃ、じゃあ行くよ！無さそう七峰さん！
七峰まなか
う、うん！え、うん！？
七峰まなか
(“なんやかんや”で佐藤の家に来た)
裕太
七峰さん…ごめんね
七峰まなか
…まなかで良い
裕太
あ、うん。まなか！
七峰まなか
七峰まなか
あの、話したいことが…
裕太
…え？
裕太
ええええええ！？
七峰まなか
(そりゃそうなるわ。)
裕太
お、俺からも話す事があるんだ！
七峰まなか
え？（棒
裕太
…俺はショックを受けるかもだが、人なんだ
七峰まなか
…は？
七峰まなか
(…はあ、この人語彙力ないな)
七峰まなか
…私も同じ事言おうとした
裕太
え、もしかしてまなかも死んだの！？
七峰まなか
ま、まあそうだけど…
七峰まなか
(言い方…)
裕太
えええ親近感！！なんで此処にきたの！？！？
七峰まなか
同じ境遇の転生者が居るらしいから来てみたの…
七峰まなか
…それにしても、授業も秒だしハーレムだし母親美人だし流石。ラブコメの主人公ってだけあるわね
裕太
ま、まあね笑
七峰まなか
は？
裕太
え？
裕太
あ、てかさ！
裕太
同盟組まない！？！？
裕太
同盟！！
七峰まなか
ま、まあいいけど
裕太
ん〜、ほら、死んで主人公になった同盟とか！
七峰まなか
まんまやんけ
裕太
じゃ、じゃあ、これからは情報共有し合わない？
七峰まなか
…‼
裕太
てかさ、もう泊まってよ！！
七峰まなか
え、でも…
裕太
ラブコメでのお泊りは定番。お母さんもきっと…
お母さん
家に入れるのも嫌だったのに…
お母さん
私以外の子を女の子って見ないでよ！！
裕太
忘れてたわ…
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