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Discord に響く僕の声にrちゃんとsちゃんがクスクスと笑う
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そう笑いながら話をするけど、嘘だ
本当は……一睡もしてない。
眠れないんじゃなくて、寝るのが怖いんだ。 音もない部屋で一人になると、自分が透明になる気がして。
でも、笑ってれば大丈夫。
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心にグサッと刺さる言葉
僕は無理して笑顔を作った
歌レッスン
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冗談っぽく返して、その場は笑いに変えたけど。 心のどっかが、キリキリって音を立ててた。
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一瞬、時間が止まった。 バグったのは、やっぱり俺のほうだった。
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冗談のつもりだったのかもしれない。 でも俺の耳には、それだけで十分すぎた。
空気が、少しだけ重くなる。 sちゃんが気まずそうに笑ってツッコミを入れる
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と、笑って返した。 みんなも笑った。 ちゃんと、笑ってくれた。
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一瞬、心臓が止まった気がした。
そうだよ。知ってた。
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みんなの声が遠くなる
聞こえなくなっていく まるで僕から離れて行ってるみたいに
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そう言った瞬間、 自分の声が、誰か他人の声みたいに聞こえた。