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コメント
2件
ほっこり…最高(*´ω`*)流れがもう好きすぎる 次も楽しみに待ってるね!

最高です! 続き見たいです!
『おかえりなさい、降谷さん―』
廊下の灯りの中。仕事帰りの降谷零が、そこには立っていた。
降谷零
家の中に入り、鍵を閉める。 降谷の視線は、すぐ深緒の額へ向いた。
小さな包帯。煤で少し汚れた服。
降谷零
松田深緒
深緒は苦笑しながら、先に部屋へ入る。
松田深緒
松田深緒
ボロボロの体で笑う深緒をみて、降谷はなんとも言えない笑みを浮かべた。 降谷は数秒黙って、小さく息をつく。
降谷零
松田深緒
その返事は、どこか少しだけ嬉しそうだった。
降谷零
松田深緒
着替えた後、2人は冷蔵庫の中身と睨めっこしていた。
降谷零
降谷零
松田深緒
松田深緒
深緒は笑みを浮かべる。
降谷零
松田深緒
松田深緒
降谷零
降谷零
松田深緒
降谷零
日中の事が深緒の頭に浮かぶ。
松田深緒
松田深緒
また少し笑った。でも、その笑顔は泣きそうだった。
松田深緒
慌てたように背を向ける。
降谷零
降谷は呼び止めかけてやめた。 かける言葉が、見つからなかった。
数十分後
降谷零
ハムサンド。 温かいスープ。 簡単なサラダ。
松田深緒
深緒は椅子へ座り、目を輝かせた。
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
静かな部屋。 食器の音だけが響く。その空気が、不思議と心地よかった。
パパッと食事を済ませた後、深緒はソファへ沈み込んでいた。
降谷零
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷はため息をついた。
降谷零
振り返ると、降谷が手にドライヤーを持っていた。深緒は少し迷ってから、静かにそばに座った。
温風。 優しく髪を梳かれる感覚。 深緒の目が、少しだけ細くなる。
松田深緒
降谷零
そう、髪を乾かしてくれるのは、いつもお兄ちゃんだった。 ドライヤーの音が響く。 その温かさに、深緒はゆっくり目を閉じた。
松田深緒
ソファへ寝転がったまま、深緒がだらっと声を出す。
松田陣平
キッチンから返事。
松田深緒
松田陣平
松田深緒
松田陣平
ぶっきらぼうな声。
でも数秒後。
松田陣平
舌打ちと一緒に、ドライヤーのコードを引っ張る音がした。深緒は小さく笑う。
松田深緒
松田陣平
床へ座る。陣平の足の間。昔から、この位置だった。
松田陣平
温風が髪を揺らす。少し乱暴で、でも優しい手。この時間が、大好きだった。
兄との日々の記憶が、とめどなく溢れてくる。
花梨
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