十四
(ん…?なんすか、ここ…?なんか狭い所に閉じ込められてる…??自分、うちで寝てたはずなんすけど……)
十四
(とにかく出なくちゃ…!
えぃっ!)
何かを蹴破り、外に出ると、
そこには沢山の棺があった。
十四
うっわ?!なんすか、ここ!!
こんなに棺がたくさん、
流石の自分でも気味が悪いっす〜💦
十四
て、自分が入ってたのも棺だったんすか!
うぅ〜、なんか怖い所に来ちゃったっす…
グリム
おい!お前!
十四
ひぃっ!!
びっくりしたっす…!!
自分以外にも誰かいたんすね…
声のした方を振り返ると
そこには黒い生き物がいた。
十四
うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!
た、狸が喋ったぁぁぁぁ!!
悪霊退散悪霊退散!うぅ〜💦やっぱ無理っす!
空却さん助けてくださいっす〜!!
グリム
俺様は狸じゃねぇ〜!!
ふっふっふ…聞いて驚け!
俺様は未来の大魔法師グリム様なんだぞ!
十四
うっ、うぅ〜っ、、、
む、無理っすよぉ〜、妖怪とか、自分知らないっすもん……
グリム
だぁぁ!お前ビビりすぎなんだゾ!
話を聞け!
俺様は妖怪でも動物でもないんだゾ!
グリム
俺様はグリム様だ!
お前に用があるんだゾ!
十四
えっ……じ、自分になんの用っすか…?
で、なんやかんやあって、
ツイステ本編と同様に
オンボロ寮に住むことになった
十四とグリム
学園長
えぇ、こうなった以上、
貴方達には此方で生活して貰います。
元の世界に帰る方法は私の方でも探しておきますから。あぁ、ここにあるものは好きに使って構いませんよ。私、優しいので!
貴方たちは2人でひとつ、グリム君が問題を起こせば、十四くん、貴方の責任になりますからね。くれぐれも、問題を起こさないように!
十四
あ、あの〜、、
自分高校卒業してるんすけど、
ここに入学して大丈夫なんすか…?
その、年齢とか…
学園長
あぁ、年齢ですか!
因みに、貴方いくつなんですか?
十四
えーと、18っす。
学園長
えぇ、全然問題ありません。
留年している生徒や、アンドロイドの生徒、我々には想像もつかないほど長く生きている生徒もいますから。学びたい者が学べるのが良い学校でしょう?少々のイレギュラーは私がなんとかしますよ。面倒臭いのは嫌いですが、貴方いい子そうですし。
私、優しいので✨
グリム
にゃっは〜!
俺様の大魔法師への道が今始まったんだぞ〜!!
十四
うぅ、不安でしかないっす…