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白狐
白狐
白狐
白狐
白狐
白狐
白狐
紫乃華
白狐
嘘奇華紫乃華
お前はだレダ
紫乃華
その声を聞いた瞬間
知らないはずなのに この声がとても気持ち悪く感じた
問い詰められている感覚 何となく嫌だった。
心の閉ざしていた扉を こじ開けられそうで。
私は紫乃華なはず
いや、
違う
私は紫乃華じゃない。
路地裏に居た時 この国に来る時 この軍に入った時 倒れた時 医務室に居た時 嘘奇華紫鬼さんの存在を知った時 こうして問い詰められている時でさえ
私の本心を 本当の事を 記憶が無い事を 話した事は無かった
紫乃華
紫乃華
紫乃華
紫乃華
紫乃華は知らない記憶の重みを背負い 本能的に嘘をつき続けてきた
紫乃華
私は紫乃華でもなければ 嘘奇華なんて残っている たった少しの記憶
きっと嘘なんてつかないで 素直で居れたなら もっと楽であったはず。
紫乃華
紫乃華
紫乃華はハッとした 無意識にこんな言葉を吐いてしまった
しかしそれを考える暇なんて無かった
ビーッビーッピー
今にも泣き出しそうな 紫乃華が放った言葉をかき消すように 軍の警報が鳴った
バンッと勢い良く会議室の扉が開いた
皆はビックリしたが すぐに何があったか大体を察した
この軍で会議室や総統室、 幹部の部屋に許可無く 入っていいとされているのは 緊急事態時のみ。
モブ兵士
モブ兵士
泣き出しそうな紫乃華を横目に 冷静さを失った兵士が話す
gr
モブ兵士
兵士の一言により空気がピリつく
tntn
この国は戦争は確かに多いが 死者を出す事はとてつもなく少ない
襲撃を起こされることが少なく、 幸せを奪わない為に 全力で守っているからだ
そして今現在幹部は全員会議中 兵士のみで城は抑えているが 下町は平民の振りをした護衛兵士のみ
ut
rbr
syp
ut
ht
gr
sn
gr
gr
皆:もちろん
gr
皆:ハイル・グルッペン
syp
紫乃華
紫乃華は入ったばっかりで 戦争経験はもちろん無い
銃の撃ち方だって避け方だって 十分には教えられていない
syp
紫乃華
sypから優しくかけられた言葉により 少し安心した表情を見せた
インカムからは天の声が聞こえてくる
『諸君、戦争を始めよう。』
天の声と共に戦場では銃声が 鳴り響いていた
紫乃華
紫乃華
ついさっきまで押していたはずだった
rbr『knがやられた!ciカバーに迎え!』
sha『こっちちょっとやばいかも!!』
sn『医療が流石に追いつかないッ!』
どんどん押されていき死者が これまでに無いくらい 出てしまっている
隣でスナイパーを撃っていたsypも 前線へ行き
tntn『俺も前線でるわ!』
ついには総統の護衛まで 前線へと行ってしまった
紫乃華
sypが前線へ出る時
syp
syp
紫乃華
sypがくれた拳銃とスナイパー。
インカムでは皆が会話を交わしている
紫乃華
分かっていても体が いうことをきかない
『ごめん、俺もうダメかも。』
インカムからの一言にハッとした
戦場を見てみれば 倒れた人、沢山の赤黒い血液で いっぱいだった
紫乃華
スパン
sha視点
sha
シャベルを使って前線を張る彼は 傷から流れ出た血液で 段々と目の前が暗くなっていっていることに気づいていた
sha
sha
sha
力が入らず倒れてしまった
運悪く敵がこちらにきずいた w軍側はほぼ全員助けにはこれない
終わったと思いshaはインカムに手を伸ばす
『ごめん、俺もうダメかも。』
敵の銃口がこちらに向いた
sha
スパン
sha
相手は撃たれ倒れていた
弾が飛んできた方を見ると 紫乃華がスナイパーを握っていた
sha
紫乃華
実際何となく当たると思っていた
紫乃華
拳銃一丁片手にshaの元へ向かう
紫乃華
意識が朦朧としているshaをおぶり 医療室へ向かう
紫乃華
紫乃華
sn
sn
紫乃華
shaを運んだ紫乃華は無意識に戦場へ足を運んでいた
紫乃華
このままじゃ負ける、!!
紫乃華は皆の所まで走る
tntn
ut
紫乃華
ボロボロなutを庇いながら tntnが剣を振る
紫乃華
tntn
紫乃華
tntn
紫乃華
紫乃華
tntn
紫乃華
tntn
紫乃華
大丈夫私ならやれる そう言い聞かせ感覚で敵を倒していく
紫乃華
気がついたら周りの敵は皆死体となっていた
インカムから流れる
『我々の勝利だ』と。
紫乃華
よかったね紫乃華
紫乃華
どこからか聞こえる声 聞き覚えがある
声のする方へ インカムからの声を無視して 歩いていくと夢?の中で会った 女の子が座っていた
紫乃華
???
???
紫乃華
この世界では初めまして、ね
不気味に笑う女の子 前あった子と雰囲気が違う、
まるで人が変わったみたい
そう思った瞬間一瞬の目眩と共に 真っ暗な場所へと移された
白狐
白狐
白狐
紫乃華
コメント
2件
今日見始めました!とても好きになったので続き楽しみにしてます、!