陰
はぁっはぁっ待てっ
輝晴
なんだよっお前まで俺のこと馬鹿にすんのかよっ
陰
○○○をあんなに悲しませておいて、まだそんなこというのかよっ
輝晴
はっ、だからなんだってんだ、アイツなんか最初から体目当てに決まってんだろっ
陰
お前っ!!
バッと輝晴の胸倉を掴む
輝晴
くっ、
監督
はーい!オーケーいいよいいよ!
輝晴
ありがとうございます!
陰
ありがとうございます!
監督
いやぁ~やっぱり輝晴君が居るといいねぇ~!演技凄く良かったよ!
監督
陰君も良かったよ!新人だから、心配してたけどそこそこの実力はあるみたいだね!いやいや、良かったよ!
陰
はい、ありがとうございます!
輝晴
輝晴、帰るぞ!
陰
うん、
監督
じゃあ明日も頑張ってね!
輝晴
はい!
陰
はい!
まだ新人な僕は今日の演技を振り返って反省していた。 監督にもそこそこって言われちゃったし、頑張らなきゃ
輝晴
っあ~、疲れたぁ~!
家に帰るなり輝晴はソファに倒れるように沈んだ そんなに疲れてるんだ!よしっ今日は飛びっきり美味しいご飯作ってあげよう!輝晴の好きなオムライスにでもしようかな!
輝晴
しっかし、道端で倒れてる子供を拾ったらこんなに美形で仕事が出来る子と思ってなかったよ!俺だって23才でやっとデビューしたっていうのに、お前は十五才でデビューとか、というかこんなにかっこいい子がうちに居るなんてまだ信じられないや、
陰
そんな、お世辞言わないで!僕は居候なんですから、
そんなわけで、今日も輝晴さんとの二人だけの時間が始まった