宮舘涼太
宮舘涼太
阿部亮平
阿部亮平
物が少なくて、必要最低限しか置いてないような感じだった。
阿部亮平
阿部亮平
モノトーンで統一されているから、大人の男の部屋って感じだった。
しかも、全てが綺麗に整頓(せいとん)
されている。
涼太さんってA型なのかなぁ……。
物が少ないからだとは思うけど、男の人の家ってもっと汚いイメージがあった。
宮舘涼太
阿部亮平
また気づかれないうちに自分の世界に入り込んでいたみたい。
それより、なにより……。
涼太さん、僕のことを呼び捨てで呼んでいる。
たしかに、僕の名前しか言ってないから、必然的に名前で呼ぶことになるんだけど……。
それってなんだか…恋人同士みたい…。
宮舘涼太
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
宮舘涼太
あまりここには帰らないからな」
阿部亮平
ここまで涼太さんが僕の荷物を持っていてくれていたのだ。
阿部亮平
阿部亮平
なんだかさびしい部屋。
それに、ひとつしかないベット……。
ひとり暮らしなのかな……?
宮舘涼太
阿部亮平
そしてタバコに火をつけた。
忙しいって、本当、涼太さんは何者なんだろう。
それにタバコ吸うんだ……。
居候させてもらうんだしもっと涼太さんのこと知りたいな。
僕も涼太さんの隣に座ると、ギシッと
ソファのスプリングが鳴った。
隣に腰かけた僕を、涼太さんは目を見開いて見つめている。
そして、くわえていたタバコを落とした
ージュッ(やける音)
火がついていたため、じゅうたんが少し焼けた。
阿部亮平
阿部亮平
よくしぼってから、焼けたじゅうたんに駆けより、ふきんで押さえる。
阿部亮平
だったぁ……」
阿部亮平
ホッと息をついて、額の汗をぬぐう。
宮舘涼太
阿部亮平
涼太さん……。感心してる場合じゃないんです。
なに、のん気に見てるんですか。
涼太さん、絶対ひとり暮らしできない。
いや、しちゃいけません!
気づいたら、家と一緒に自分も燃えてる
パターンだよ。
阿部亮平
阿部亮平
口に出しては言えないから、目で訴えよう。
*火にさわるのはやめてください*
宮舘涼太
阿部亮平
僕がなにか言いたそうだって気づいてくれた。
阿部亮平
阿部亮平
それに家にひとりでいたら危ないよ、
涼太さん。
宮舘涼太
阿部亮平
毎日吸わないと落ち着かないって、相当忙しいんだ。
涼太さんの体が心配だよ。
阿部亮平
阿部亮平
宮舘涼太
阿部亮平
阿部亮平
たったひとつしか変わらないなんて…
じゃあ涼太さん、高校生かもしれないってこと?
宮舘涼太
阿部亮平
阿部亮平
宮舘涼太
阿部亮平
宮舘涼太
阿部亮平
宮舘涼太
阿部亮平
もしかして、、17と思ってないんじゃ
宮舘涼太
阿部亮平
宮舘涼太
ぽんぽん(頭なでる)
阿部亮平
阿部亮平
宮舘涼太
阿部亮平
何度見ても高校生に見えないのは、
なんでだろう。
涼太さんのこのおちつきすぎてるクールな雰囲気のせい?
宮舘涼太
阿部亮平
僕が考えていると、涼太さんが1番触れてほしくないことを訪ねてきた。
阿部亮平
阿部亮平
一応僕は病気だから、学校は休学になっているんだけど……。
阿部亮平
阿部亮平
みたいなって……。
宮舘涼太
阿部亮平
宮舘涼太
阿部亮平
阿部亮平