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子供たち
悲鳴嶼行冥
沙代
私は、幸せだった
私も
悲鳴嶼行冥
悲鳴嶼さんも
獪岳
きっと、獪岳さんも
子供たち
他のみんなも。
幸せだったし、楽しかった
なのに
なんで言いつけを破ったりしたの
獪岳さん─────
沙代
何故か、目が覚めた
でもまだ意識が完全に起きたわけではなかった
沙代
獪岳さん…もう、決められた時間をとっくに過ぎているのにまだ帰ってきてない
そんなことを考えながらも朦朧としていると、外に影が見えた
沙代
見たことの無い影。
何故だか怖くなり、私は悲鳴嶼さんを起こそうと思った
悲鳴嶼さんの布団まで移動し、身体に触れて揺さぶろうとした瞬間─────
バァンっ!!!
沙代
悲鳴嶼行冥
入口の障子が吹き飛んだ。
その音で悲鳴嶼さんが起きたのは分かったけど、それ以外はほぼ何も分からなかった
悲鳴嶼行冥
悲鳴嶼さんの声が聞こえ、顔の向けられた先を見ると─────
──そこには人の形をした、化け物が立っていた
沙代
牙と角があり、ハァァァと吐き出される息はまるで、冬に現れる熊のもののように見えた。
そしてその化け物の奥に、ガタガタを震えながら化け物と私たちを見詰める獪岳さんが見えた。
沙代
ぶん、と。化け物が寝ているみんなに向かって腕を振った
子供たち
子供たち
沙代
悲鳴嶼行冥
子供たち
物音で起きた人たち4人が、殺された。
私以外の3人にもその攻撃は掠ったようで、傷口を抑えながらも化け物に怯えていた
怯えていたのは当然、私も同じだった。
子供たち
悲鳴嶼行冥
沙代
子供たち
悲鳴嶼さんは逃げ出そうとするみんなに指示を出した。けど、遅かった。
みんなは既に走り出し、他の扉を開け外に逃げていた
私は化け物が逃げるみんなのもとへ向かうのを見て、恐怖で目を閉じしゃがみこんでしまった。
ぐしゃり、ざざざん、びしゃり、と。次々と音が聞こえ、更に怖くなった
悲鳴嶼さんの後ろに隠れながら泣いていると、怒涛の声が聞こえてきた。
悲鳴嶼行冥
沙代
その声にすら驚き、耳を塞いだ。
伝わってくるのは、床から伝わる振動だけ
だん、だん、だん、だん、ぐしゃ、ぐしゃ、だん、だん、だん、だん。
その振動と音が止むのを待っていても、泣き止むことはできなかった
…シン……
沙代
静かになった。
化け物は、どうなったの……
悲鳴嶼さんは、どうなったの
頭の中でみんなが殺されていく光景を思い出し、さらに激しく泣き出した。
悲鳴嶼行冥
沙代
悲鳴嶼さんの声が聞こえ、目を薄ら開けると、もう化け物は居なかった。
見えるのは、見まみれになった悲鳴嶼さんと、床や壁に広がる血飛沫だった
あの化け物はなんなの…?人なの…?
理解が追い付かず、咽び泣くことしか出来ない。
悲鳴嶼行冥
悲鳴嶼さんは涙を流し、顔についた血をゆっくりと拭き取っていた
すると街の方から人が走ってきた
警官
書きたい部分は書けたのでここまでにします
もし続きを見てもいいよって方が居ましたら、♡押してってください、、、、
よろしくお願いします。