ぱーてぃー
ぱーてぃー
ぱーてぃー
ぱーてぃー
ぱーてぃー
ぱーてぃー
ぱーてぃー
『君に還る、その日まで』
影の核が砕け、空に開いていた裂け目は静かに閉じていく
騎士団の仲間たちは、崩れ落ちそうな体を支えながら、それを見上げていた
ドズル
カイル
カイル
そう言いながらも、カイルはわずかに微笑んでいた
おらふの力が“鍵”として世界を救った事実に、誰もが確かに希望を見たからだ
おらふくん
光の剣が音もなく崩れ落ち、おらふの体がゆっくりと倒れそうになる
オンリー
オンリー
おらふくん
そのとき、空に再び“ひび”が走る
今度は黒ではなく、優しい金色の光が空に広がっていった
カイル
カイル
ぼんじゅうる
おおはら𝗠𝗲𝗻
オンリー
おらふが顔を上げる
涙ぐんだ笑顔で──
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
オンリーは言葉を失い、おらふの体を強く抱きしめた
オンリー
オンリー
オンリー
おらふくん
光の柱がおらふの体を包み込み、やがて彼の姿はゆっくりと薄れていった
誰も言葉を発せず、涙を流しながら、ただその光景を見守っていた
そして── おらふは、“元の世界”へと帰っていった
─数年後─
騎士団の旗が、新たな世代の風にたなびいている
少年たちは笑い、剣を取り、日々を生きている
その中央には、“団長”として立つオンリーの姿
オンリー
オンリー
オンリーは静かに空を見上げる
おらふと過ごした日々は、彼の中で今も生きている
ぼんじゅうる
オンリー
ドズル
オンリー
おおはら𝗠𝗲𝗻
カイル
ぼんじゅうる
オンリー
ドズル
おおはら𝗠𝗲𝗻
ぼんじゅうる
ドズル
オンリー
ぼんじゅうる
オンリー
おおはら𝗠𝗲𝗻
ドズル
ぼんじゅうる
今まで溜めていたオンリーの感情は頂点に達し、
街中に響く声で涙を流した
ぼんじゅうる
おおはら𝗠𝗲𝗻
おおはら𝗠𝗲𝗻
カイル
ドズル
おらふくんが還ってくるまで待とう
本棚の奥にしまわれた、一冊の古びた日記
それはおらふがこの世界にいた証
誰にも知られず、けれど確かにこの世界に存在していた、もう一つの“物語”
その最後のページに、こう記されていた
*「また、会えると信じてる。
君に還る、その日まで。」*
ぱーてぃー
ぱーてぃー
ぱーてぃー
ぱーてぃー
ぱーてぃー
ぱーてぃー
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝100♡