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さいこうですd( '-' )
有栖 光
いつの間にか眠っていたらしい
外はすっかり日が暮れ、街灯の明かりが街を照らしていた
机の上には病院食が置かれていた
覚めていて美味しくない
俺はナースステーションに食器を返しに行こうと立ち上がった
有栖 光
有栖 光
俺がそう声をかけると看護師は大丈夫ですよと微笑んだ
優しそうだな、と俺は思った
看護師
看護師
そう言うと看護師は机の下から黒髪のウィッグを取り出した
有栖 光
有栖 光
看護師
看護師
差し出されたウィッグは確かに所々赤黒くて、艶を失っていた
有栖 光
有栖 光
看護師
有栖 光
有栖 光
看護師は分かりましたと言って俺のウィッグを受け取った
看護師
有栖 光
看護師
有栖 光
有栖 光
看護師
看護師
有栖 光
有栖 光
有栖 光
詳しいことを話すのはめんどくさい
それに知られると色々と厄介だからな
看護師
看護師
有栖 光
気になって当然だろう
俺だってそんな奴がいたら聞きたくなる
有栖 光
俺は頭を軽く下げてナースステーションから立ち去った
病室へと続く廊下を歩く
はあ…にしても、これから看護師の対応めんどくさくなるな、
まあ適当にはぐらかせばいいか、
有栖 光
俺は溜息をつきながら病室のドアを開けた
ドンッ
有栖 光
???
有栖 光
誰だ……?
続く