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天麒
ふむ…2人が…
由羅儀
ごめん、僕が見てなかった
亞楼
・・・
天麒
まあ良いだろう、仕方のない事だ
天麒
そんな事よりも“Snooze”は上手く機能しているのかい？
由羅儀
多分
天麒
なら良かったよ
由羅儀
てか…Snoozeって何に使うんだ？
天麒
おや、言ってなかったかい
天麒
『Give the traitor a hammer』を知っているかい？ここの掟だ
由羅儀
…知らない
亞楼
俺もしらねぇな…
天麒
後にわかるさ
天麒
実験体には蝶の刺青を彫っていてね、君達の知り合いでは…詩音、満雨、奸凪、先代四天王…ぐらいだろうか
由羅儀
それが何かあんの？
天麒
実はその刺青はマイクロチップを入れた傷を隠すためのものなんだよ、そしてそのマイクロチップで当人を操ることが出来る
天麒
意識はそのまま、身体だけ操る
天麒
その事で仲間討ちをさせて鉄槌を下す
亞楼
中々やってる事やべぇんだな…
天麒
1番重要なのは命令出来る者だ、それは君達だよ
由羅儀
僕らが？
天麒
そうだ、その人物より立場の強い者のみ命令出来る
天麒
だから君たちも危なくなったら使うと良いよ
亞楼
分かった…
〜2人が出て行った後〜
天麒
ふぅ、…
天麒
…そろそろ潮時か…
天麒
はぁ…上手くいきすぎて怖いよ…(クスッ)
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作品ページ
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