犬
でも、いつからかなぁ...
犬
あなたはいつも忙しそうで
犬
僕との時間がだんだん
へっていきました。
へっていきました。
犬
僕は寂しくて。
犬
でも、あなたの邪魔はしたくなくて
犬
僕はずっと待ってました。
犬
僕はあなたが大好きだから...
犬
あなたもきっと僕のこと、大好きだよね?
犬
だから少しくらい
犬
寂しくても
犬
平気です。
あなた
「おいで。」
犬
あなたの声です
犬
僕は嬉しくて
犬
思わず駆け足で、
犬
あなたのもとへ走りました。
犬
僕はあなたの隣を歩きました。
犬
二人で歩く道。
犬
僕は全部覚えているよ。
犬
あなたが教えてくれた
犬
たんぽぽの道。
犬
一緒に遊んだ公園。
犬
ひとまわりしたけど、
犬
お家には入りません。
犬
なんだか、特別な日です。
犬
車の窓から見える、
犬
見なれない景色。
犬
ここは来たことのないところ。
犬
あなたは知らないおじさんに
犬
リードを渡しました。
犬
「お留守番かな...」
犬
でも、あなたはいつもと違いました。







