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誰にも…真実が分からない物語

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誰にも…真実が分からない物語

13 - 13, もう一度だけ…

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2024年08月13日

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彼の手は冷たくとても小さい

彼が俺の頬を触っているだけで、俺から触れることは叶わないだろう

でも、

ギュ

春千夜

((

マイキー

やっと会えたんだ、

もう…離れたくない

、この手はもう離したくない

ずっと一緒に居たい

マイキー

__

マイキーがなにか言っている 俺にはなんて言っているのか分からないけど

マイキーは悲しそうだ

そんな顔はしないで欲しい

そんな

別れみたいな顔

春千夜

…?

なんで、こんな眠気が

いや、いやだ

もう…離れたく

…ないッ

離れたくないッ!

  …

の、に…

マイキー

やっぱり、神なんて

居ないんだな

 

こんなに願っても叶いやしない

でも、なんでか嫌な気はしないな

例えあれが幻覚でも、

嬉しいのに変わりはないから

でも、もし願いが叶うならもう一度だけ…

一度でも、いいから会わせてくれよッ

何でもするから…何でも、

 

でも、もう遅い

俺はもう、間違えたから

あの日に、間違えたからもう…駄目なんだよな

出てきた言葉は神ではなく

マイキー

だった

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