桃
青
青
ガチャッ
桃
橙
青
青
青
街から少し歩いたところに長く続く森林があった
そこははるか昔
天使と悪魔の争いがあった
普通なら橙くんともいてはならないはず
でも今では落ち着き、平和な世界になった
兄と見つけたこの場所
能力が飛んでこないように沢山呪いが掛けられていた
桃
青
青
桃
青
青
桃
桃
青
橙
橙
桃
橙
橙
桃
青
兄と喧嘩した日もここにずっといた
泣きたくなる日も
情緒が安定しない日も
いつでも僕の心の支えになっていた
青
桃
青
橙
桃
橙
橙
桃
桃
桃
橙
橙
桃が見上げる時小動物を目にしている感覚だった
転校した時も違和感は感じていた
弱々しい体
高校生とは思えないほどの細さだった
橙
橙
橙
橙
橙
橙
橙
橙
桃
桃
桃
橙
橙
橙
桃
橙
桃
桃
橙
橙
桃
橙
橙
橙
桃
橙
橙
橙
橙
桃
桃
桃
橙
橙
桃
桃
橙
橙
桃
桃
橙
橙
橙
桃
青
青
桃
青
青
桃
青
橙
長く続く森林の中
基地から離れたところに派手髪な橙くんが座り込んでいた
青
橙
青
青
桃くんの様子がおかしかった
橙くんが変な情報をバラしたのかと思い込んでいた
橙
橙
橙
青
僕のコンプレックスの1部である性格
そんなこと話して何になるの?
橙
青
正直、自分のことを話さないのには訳がある
"大事な"人だからこそ言いたくない
橙
青
青
そう言われても体が拒絶するばかり
橙
少し勇気があればいいのに
青
青
青
話さない理由のもう1つは
橙
青
自分のことがよくわかってない
橙
橙
橙
天界の図書館にはその人の過去が丁寧に書かれている本が大量におかれている
死因、罪、性格、記憶、人、友達
好きな人
青
青
青
わからないなら探せばいい
今の僕は自分のことをわかってなさすぎる
なぜこの能力になったのかも聞きたいぐらいだ
橙
青
天使や悪魔になれば何かと罰が付き物らしい
僕の場合記憶を消される
兄のことも忘れていたぐらいだった
青
橙
青
桃くんと
一緒にいたいから
橙
橙
青
もう少し
この状態を維持したいから
自分のことも理解しなきゃいけない
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ 500
コメント
1件
主さんのストーリーめちゃくちゃ好きです…!! フォロー失礼します🙇🏻♀️