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ゆた
何とか辿り着いた家の鍵を開けて、中に入ると、玄関には僕のお兄ちゃんが立っていた
らお
お兄ちゃんはそういって僕に謝る
らお
ゆた
そんなに大袈裟でもないんだけどね
だって、僕は今日初めて一人で家まで帰ってきたのだから
それは、さかのぼること10時間ほど前____
らお
お兄ちゃんは朝から誰かと電話をしているようだった
お兄ちゃんの表情は全く見えないけれど、驚いたような声が聞こえてきた
電話を切るなり、お兄ちゃんは僕の方に急いで歩いてきた
らお
僕の通っている学校は普通の学校ではない
主に視覚障害を持つ人が通う、盲学校と呼ばれる場所だ
僕も視覚障害を持っているため、普段の登下校ではお兄ちゃんに送迎してもらっている
しかし、この日はお兄ちゃんの仕事の都合が合わないようで、送迎の時間がいつもよりも遅くなってしまうらしい
安全を考慮するなら、お兄ちゃんのことを待った方がいいけど…
ゆた
らお
ゆた
らお
お兄ちゃんはやっぱり迷っているようだった
当り前だ、時には危険に見舞われることもあるのだから
ゆた
らお
ゆた
このような経緯で、僕は一人で家に帰ることになった
らお
ゆた
どうやらお兄ちゃんは、少しばかり過保護のようだ
ゆた
ゆた
らお
ゆた
らお
絶対にお兄ちゃん、今キレてる
らお
ゆた
ゆた
らお
なぜだか、お兄ちゃんの反応は少し薄い
ゆた
らお
ゆた
やっぱり、お兄ちゃんは僕のことを心配し過ぎな気がする
らお
ゆた
らお
おさでい
にしき
家の中に入ると、晩御飯の準備をしているであろう兄ちゃんの姿が飛び込んでくる
普段は家に帰るのは俺の方が早い
しかし、今日は兄ちゃんの方が早いみたいだ
おさでい
にしき
俺らには今、両親はいない
だから、決して裕福とは言えないけれど、毎日恵まれていると思っている
毎日、頑張って働いて、家事もしてくれる兄ちゃんには感謝しかない
おさでい
にしき
にしき
おさでい
こんな感じで毎日たわいもない会話をする
にしき
おさでい
にしき
おさでい
俺が少しだけど、視覚障害について詳しいことには理由がある
そう、俺の兄ちゃんは盲学校の教員として働いているからだ
だから、周りよりも視覚障害については詳しい
にしき
にしき
おさでい
にしき
おさでい
にしき
おさでい
まさかの今日会ったのは、兄ちゃんの働いている学校の生徒だったなんて
俺は、本当に驚きが隠せなかった
すいあ
すいあ
すいあ
すいあ
すいあ
コメント
3件
あっ、2話もめっちゃ良かったです! ゆたくんが初めて一人で帰る決意したシーン、お兄ちゃんの過保護っぷりにほっこりしつつ、途中で点字ブロックから外れちゃうハプニングにドキドキしました💦 でもそこで助けてくれたおさでいがいて、そのおさでいの兄ちゃんが盲学校の先生で…まさかの繋がりに「おおっ!」ってなりました! 最後の「肉じゃが」や「味噌汁」の日常会話も温かくて、2組の兄弟の優しい関係性がすごく伝わってきました。 次回、どうやってこの繋がりが展開していくのか楽しみです!投稿お疲れさまです🔥
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@_のあるくん
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