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虎杖悠仁
虎杖悠仁
五条悟
五条悟
虎杖悠仁
高専へ戻る車の中で思わず声に出してしまうほど今日の任務は本当にきつかった。念の為に五条先輩が、引率に着くほど呪霊の等級が曖昧で厄介だったのだ。でも五条先輩との合同任務は久しぶりで少し楽しかったな、なんて場違いな事も思ってしまう。
虎杖悠仁
五条悟
もうすぐ高専に着くから今寝たら逆に疲れてしまう。ぐぅぅ〜と腹がなった。朝食を食べてから夕方の今まで動きっぱなしだったから当然だ。その音が聞こえたのか五条先輩がこちらを見た。
五条悟
虎杖悠仁
五条悟
五条悟
虎杖悠仁
腹の虫はご飯の話をしたせいでずっと鳴いている。高専に着いてそのまま五条先輩と食堂に行った。
虎杖悠仁
虎杖悠仁
五条悟
五条悟
五条悟
虎杖悠仁
五条先輩が、手に持つ高級そうなデザートを見たらさっきまで満腹だった腹にスペースが空いた気がした。とにかく満腹まで食べて俺たちはそれぞれ部屋に戻った。
虎杖悠仁
風呂に入って部屋で漫画を読んでいると 腕にはぶつぶつと赤く腫れ上がった蕁麻疹のようなものが大量に出ていた。反対の腕も見てみると同じように蕁麻疹が出ている。それに気がついた途端体に熱がこもったように熱くなる。気づくまで痒くもなかったのに身体中が痒い。
虎杖悠仁
虎杖は、近くにあったスマホを取って 『助けて、五条先輩!』とメッセージを 打って、ぶつぶつと膨れ上がった大量に ある蕁麻疹の腕の写真を送った。
部屋で横になって休んでいるとスマホの メッセージが、届いた。メッセージを 開くと『五条先輩、助けて。』と言う悠二 からのSOSメッセージだった。
五条悟
五条悟
五条悟
気がづけば五条先輩が目の前にいて俺の体をチェックしていた。
何が起こっているか分からないのが怖くて息が浅くなる。それに加えて喉が狭くなったような気がして息がうまく出来ない。怖くて目に涙が溜まっていくのが分かった。周りはバタバタと忙しなく動いている。誰か、助けて。
五条悟
虎杖悠仁
突然アレルギーのようなものを発症した悠仁に当然だが結構焦っている。慌てて硝子に 連絡を入れるが、高専には居なかった。
五条悟
家入硝子
五条悟
とにかく悠仁の容体をチェックすることを心がけた。ソファーに横たわった悠仁の目は虚で焦点があっていない。
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
声は聞こえているのか手は握ってくれた。 一体何が原因なのだろうか。
気を抜けばそんな思考が頭を埋め尽くす。 あーダメだ。相当、俺が焦っている。
虎杖悠仁
五条悟
虎杖悠仁
五条悟
げぽげぽと吐き出してしまった悠仁の背中を摩りながら吐瀉物が詰まらないように体を支えた。結構な量を食べていた悠仁の嘔吐はなかなか止まらない。
虎杖悠仁
夏油傑
五条悟
家入硝子
家入硝子
硝子の言われた通りにビデオ通話にして 悠二の状況を見せて口で説明した。
五条悟
五条悟
五条悟
家入硝子
五条悟
虎杖悠仁
夏油傑
五条悟
硝子に教えてもらった通りにエピペンを打った。バチン!っと思ったよりも大きな音と共に薬が打ち込まれていくのが分かった。
夏油傑
五条悟
救急車が、来る前に悠仁を綺麗にしてやる。 大丈夫だからなと自分に言い聞かせるように呟きながら救急車が来るのを待った。
目を覚ますと白い天井が目に入る。あーこれドラマとかでよくあるやつだと呑気なことを考えていると、パッと視界に何かが飛び込んでくる。
五条悟
夏油傑
虎杖悠仁
自分が出した声は思ったよりも掠れていて聞き取りづらい。それでも五条先輩も夏油先輩もほっとした表情をして俺を見た。
家入硝子
虎杖悠仁
3日も寝てたのか俺。任務何個すっぽかしたんだろう。ていうかここ病院だよな。体だるいし頭もぼーっとする。
ガラガラとドアが開く音が鳴り医者や看護師が部屋に入ってきた。名前や簡単な質問を次々とされ、明日には退院できるだろうとの事だった。
医者たちが帰って俺がキョトンとしていたのだろう、家入先輩が俺が入院している理由を教えくれた。
虎杖悠仁
家入硝子
家入硝子
家入硝子
そう言って家入は大きめの茶封筒を渡してきた。え、これ全部アレルギーかもしれないの?俺の好きな食べ物が表には書かれていた。
家入硝子
家入硝子
五条悟
虎杖悠仁
虎杖悠仁
夏油傑
五条悟
家入硝子
虎杖悠仁
虎杖悠仁
五条悟
夏油傑
夏油傑
虎杖悠仁
しばらく話をして五条先輩と夏油先輩は任務があるからと帰っていった。それと入れ替わりで伏黒が来てくれた。
伏黒恵
伏黒恵
虎杖悠仁
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
虎杖悠仁
伏黒恵
伏黒恵
伏黒恵
伏黒は、俺の手を掴んで優しく微笑みながらそう言ってくれた。これからも大変なことが起こるかもしれない。そんな不安は無くならないけど、みんなのおかげでネガティブな気持ちにはならなさそうだ。
虎杖悠仁
虎杖悠仁
伏黒恵
コメント
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管理人の梨恵です☆*:.。. 12日に、バタバタするのは大変なので、 暫くの間、プロフィールの名前とアイコンを水瀬紫苑ちゃんに、させて頂きました。 心配のコメント誠に有難う御座います!元気になって戻って来ますね!こちらの小説は、短編です。アレルギーを発症した虎杖悠仁君を高専パロ編で、書いて下さい。とのリクエストがあり書かせて頂きました。イイネ、コメントお待ちしております!