夏の時間

それから鍛錬の日々と 彼女の看病をしていくうち 年々と日々は経ち… 3年後 俺は22となり、 小雪は17となった。

看病のおかげか小雪の 体調は良い方向へと いった。だが…そんな明るい日々も 終わりを迎えようとしていた…

そこから幸せな日々が 始まった。

ﾋｭ~…ﾄﾞﾝｯ!ﾊﾟﾗﾊﾟﾗｯ… 花火が打ち上がった。 クライマックスの シダレヤナギだった。

二人は手を繋いで 道場に帰るのだった。 だが、そこからが本当の 地獄の始まりだった…

（門下生） 狛治さん！大変だ！ 隣の剣術道場の奴等… 慶蔵さんをっ… 毒で殺りやがった… 勝てないからって…井戸に 毒を入れたんだｯ…

そこには…師匠の遺体があった…

俺の身体は勝手に動いていた…

そして俺は…いつの間にか…

剣術道場の奴等を 一人残らずめちゃくちゃに 殺っていたのだった…

（門下生） 狛治さん…あんたがやったのか… 化物！！

それからどんどん虐殺が始まる… 恐ろしい地獄絵図…

そして水に近づいていく…

気付いたときには

そして現代

ハッピーエンド。