雪ちゃんの考察大会の物
【お借りしたメーカー様】 警鐘が鳴っている
私
初めまして
私
家政婦の__です
彼
よろしくお願いしますニコッ
私
ドキッ
私は家政婦の仕事をしている
この日は彼との初対面
彼の笑顔にドキッとして…
まぁ、一目惚れと言うやつだ
そんな彼の家政婦をして数年
彼の為に出来る家事を
これでもかと言わんばかりにやってきた
だけど
彼は気づいてくれなかった
愛してくれなかった
それなのに私の想いは
大きくなるばかり
私
あ、またお酒呑んでるんですか…
彼
あ、はいw
彼
この時間が幸福なのでw
彼
わざわざ送って貰ってしまって…
彼
すいません、ありがとうございます
私
いえいえ〜
少しでも彼と長くいたいから…
……こんなに、残酷な送り迎えなんて無いよ
私
今日はどこですか?
彼
あ、あそこを曲がった所です
彼
それでは
彼
ありがとうございました
私
また、明日お迎えにあがりますね
彼
すいません
彼
お願いします……
私
いえ、それが私の仕事ですからニコッ
彼
それでは失礼します
バタン
彼
_____
可愛い女の子
______
私
……
私
…私は…
私
ただの家政婦でしか無いか…
私
家政婦としか見てくれなくても……
私
私は…愛してるよ…ポロッ…
いつか振り向かせてやる
そんな前向きに我慢するのにも
限界がある
どれだけ我慢しようとしても
彼への好きの気持ちは大きくなる
そんなある日
バタン
彼
_____
可愛い女の子
______
私
私は…お客さんとしての“好き”
私
じゃないのに……
私
1人の人として
私
愛してるのに……
私
なんで…
私
私の…ポロッ…
私
愛してるに…
私
返事してよッ!…ポロッ…
ずーーーっと
耐えてきた気持ちが爆発して
私の中の重い愛が
全部辛くて
消してしまいたくて
でも彼が話しかけて来る度
溢れかえって…
ならいっそ
彼が居なければ
彼
話しってどうかしました?
私
……
私
私の……
彼
はい
私
…
私
私の……
私
私の愛してるに返事してよッ……
彼
ぇ…
彼の家のキッチンから取った 包丁を彼に向け
グ サ ッ
私
……………
私
私
沢山……
私
愛してほしかった
END