これは私のお父さんが12才の頃に体験した本当にあった話だ。
"それ "をみたのはお父さんとお兄さんとA君と三人で遊んでいた時だ。 もう7時ちかくになっていた。
お父さん
もう暗くなってきたな
お兄さん
うん
A
そろそろ帰らんと
A
にしても
お父さん
?
お兄さん
?
A
墓の近くで話すって不気味だな‥
お父さん
怖いのか(笑)
お兄さん
笑笑
A
怖くねぇーよ
お兄さん
本当か?(笑)
A
怖くねぇーって
お父さん
笑笑
それからも3人で話していた。
するとお父さんが何かに気づいた。
お父さん
おっおい!
お兄さん
?
A
?
お父さん
火の‥
お兄さん
なんだよ
A
よく聞こえねぇ
お父さんは墓の方を指して"火の‥"とっていた。
不自然に思ったお兄さんとA君はお父さんが指している方を見てみると‥
お兄さん
まさか⁉️
A
火の玉‼️
A
まさか
A
そんなわけない
お父さん
けど今見えているのは何て説明するんだよ!
お兄さん
火の玉が本当に存在するなんて
A
俺もう暗いから帰る
お父さん
おっおう
お兄さん
わかった
A
じゃあなぁ
A君は火の玉から逃げるように家に帰った。
お父さん
俺たちも家の中入ろう
お兄さん
おう
お父さん
けど
火の玉が見えるなんて
火の玉が見えるなんて
お父さん
‥
お兄さん
そうだな
お兄さん
‥
これで話しは終わりだ
一体あの火の玉は何だったのだろうか? 見間違いだったのだろうか? それとも 霊だったのだろうか?