MＲ文化祭ー不思議な怪奇現象の幕開けー

私は音野麻里香

このMR高校

1年B組の平凡な高校生

っと言いたいところだけど

私は違う

例えば物を動かしたり

瞬間移動

大体のことはできる

だがそれがいちいち

めんどくさい

なんでも出来ていたら

逆に怪しまれてしまう

この後を考えると

嫌なことにしか想像がつかない

しかもこの学校

【普通】

じゃない

変な奴らばっかが集まっている

そろそろ文化祭も迫っている

面倒くさ…

M

R

祭

何を学ぶんだよ

どうせならこんなめんどくさい物

無くなったって別にいい

別にこれが無くなっても私に害は____

いや、ちょっとまて

私は文化祭なんて始まれば

それだけで帰って

あれ、だな

旅行や、食べ歩き

買い物など休みを楽しんでいる

その時間が無くなるのは絶対嫌だ

しっかり対策を練らなければ…

こいつの名前は花宮春渡

無駄にテンションが高い

うんざりする奴だ

私はこいつで

どれだけ迷惑になった物か…

いや、絶対やりたくないヤツしかないじゃん

ま、私は選ばれないだろうけど

ﾀﾞﾝ(黒板に数字書いてる音)

(同じく)ｶﾞﾝ

ｶﾞﾀ

ｶﾞﾝ

お前やるのかよ

別に望んでなんかねーよ

自分で思い込むな

また、面倒な奴がきた

コイツは一体なんなんだ？

あ、あの時の…

それは夏休み

買い物の帰りだった

絶対惚れただろ

しかもこんなところで

学校1のイケメンに会えるなんて

きっと幸せだろうな

音野は、それに反応して 【会釈】 をした

おい、ちょっと待てよ

どうしてだ？

俺を見た女はいつも色目を使って 話しかけてくるのに

あ！

絶対惚れたけど怖くなって話せなかったんだ

なるほどね〜

なら、今度はボディタッチだ

それなら、さすがに反応するだろ

音野は、 近藤の、ボディタッチを 避けて何も言わずに立ち去る

なに⁉︎

いったいどういうことなんだ⁉︎

さ、避けるだと⁉︎

あ、そうだ

きっと俺に触るのも

恥ずかしかったんだろう

まったくしょうがないなぁ

やばい、あれはこの学校1のイケメン近藤さんだ。

もしも近藤さんのファンクラブに見られたら、それこそ終わる

よし、コンビニでも入って瞬間移動するか

タッタッタッ

走ってる！

追いかけないと！

そう、あの時からつきまとわれたんだ

棒読みすぎやろお前は

めんどくさい事になったな

これ、乗り切れるのか？