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キミは宝石

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キミは宝石

1 - キミは宝石

♥

1,006

2020年05月22日

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ども あこです(´∇`)

続きね()

どぞー

あれから3ヶ月か経った

瑠宇が退院した

瑠宇

智くん…ニコッ

久しぶり…だな笑

瑠宇

そう…ですね笑

副作用のせいだろう 髪の毛が短くなっており、 深く帽子を被っている

…頑張ったな

瑠宇

__!!

瑠宇

うん!!ニコッ

…笑ニコッ

この時なぜだか思った

もう少しで瑠宇はし ぬんだ。

それからは、残された時間を やりたいことで埋めたいと いう瑠宇の案で色んなことをした

温泉に入ったり、 ボーリングに行ったり、 __してみたり……

瑠宇

はぁ〜……

なんだよその深いため息笑笑

瑠宇

これはいいため息なんですぅ

はぁ?w

瑠宇

はぁ…

瑠宇

楽しいなぁ〜…笑

…そりゃよかった。

瑠宇

こいつが生きてる間に こいつが自由の身の間に こいつがやりたいことを沢山 やらせてやりたい

瑠…

瑠宇

智くん

__

__

ぎゅっ

……?!

瑠宇

……

瑠宇が抱きついてきた

ど、どしたんだよ…

瑠宇

僕がやりたいことにこれもありました笑

……

瑠宇

…本当は嘘です

は?…

瑠宇

最近よく…

瑠宇

智くんを感じたくなるんです…笑

気持ち悪いですかね とさりげなく笑う

……

ぎゅっ…

瑠宇

!!……

いんじゃねーの…

瑠宇

智くん…

……

瑠宇

ふふっ…

瑠宇

大好きですよ…。

その日は、そのまま 家へと帰った

瑠宇は体調の関係で、 実家に帰ることになった

会うには、新幹線を 使わないといけない

しばらく会えないだろう。

そんな、全然会うことの出来ない 環境の中、彼から連絡が来た

明日会いたいです

!!…

その一言に心が踊る

俺、どんだけ嬉しんだよ…笑

急いで、返信をした

いーよ。

あの公園で待ち合わせです

待ち合わせ場所は 俺が初めて瑠宇とデートできた公園 だった

懐かしい…な…

懐かしい景色に目の奥が熱くなる

こんなに綺麗だったっけ…

瑠宇に着いたよ とメッセージを送り

ベンチへ座った

が、彼は夜になっても 来なかった

……

先程まで暖かい太陽が出ており 沢山の子供などの声が聞こえた はずなのに

辺りはシーンと静まり返る

結局彼も来ることなく 1人帰った

それからは3日ほど経った

全く連絡が取れず 音信不通のまま

が そこ理由は一通のメッセージで 分かった

瑠宇が

亡くなった

……

あまりのショックに 部屋から出る気力すら失い 食事すらまともに取らなくなった

勿論 彼の葬式にも出なかった

出たら、何もかも投げ出したくなる

苦しくなる

っ……

し にたくなる。

最後に彼に送った言葉はなんだっただろう

思い出しても意味の無い事ばかり

…くそッ…

それからは少し、前向きになり 出かけることが出来るほど 良くなった

そんなある日 瑠宇の友達 いや 瑠宇の大切な人から呼び出された

ばんッ…

ッ……

瑚緑

ハァ…ハァ…

理衣

瑚緑ちゃん…!!やめて…

瑚緑

結局、お前のせいなんじゃねーの?!

瑚緑

お前と会ってからおかしくなったんじゃねーの?!

瑚緑

なんで何も言わなかったんだよ?!

理衣

瑚緑ちゃ…グス…

そうだ、 俺のせいだったかもしれない。

瑚緑

ッ……

瑚緑

思ってたんだよ…

瑚緑

瑠宇がお前といて幸せ?

瑚緑

なわけない…ただ単に…

瑚緑

お前が…智が瑠宇に近ずいてきただけだろ!!??

俺が瑠宇を……

理衣

辞めてよ…!!ポロ…

……

瑚緑

……

瑚緑

ごめん…。

理衣

こんな事で争っても瑠宇ちゃん嬉しくないよ…グス

その通りかもしれない。

俺が近ずいてなんかいなかったら

あいつの未来を縛ることはなかったかもしれない。

後悔が押し寄せた

……

ごめんな……

瑠宇…

それからは、理衣、瑚緑からは 連絡が来なくなった

当たり前だろう

あんな騒ぎがあって、 簡単に親しくなるわけない

もう、他人同然だ。

ピンポーン

……

はい

宅配

届け物でーす。

宅配

サイン、お願いします

誰だ…?

…?

送り主が分からないまま サインを書いた

はい

宅配

ありがとうございましたー

でも、送り主はすぐにわかった

少し大きめな封筒には 1冊の日記が入っていた

っ!!……

後ろには小さく 瑠宇と書かれていた

、、、

息つまりながらも、ページを めくっていく

9月28日 今日は、智くんと病気の事について 話し合った。 でも、泣かなかった泣いたらかっこ悪いしね笑 でも、ホントはこわい。 帰ってきてから、少し涙が出た

毎日の出来事が綴られていた

___

10月2日 癌の転移が見つかった。 寿命が縮んじゃった もっと皆と居たい 僕はわがままだな、 残りの時間楽しむ!!

10月3日 智くん、理衣、瑚緑ちゃんが お見舞に来てくれた。 嬉しかった でも、嬉しさと寿命への 悲しさで皆が帰ったあと 泣いちゃった

____

10月5日 おくすりのふく作用が 聞いてきた かみのけが少しづつぬけてく ちょっと恥ずかし笑 皆には見せたくないなぁ

____

10月10日 おくすりにもたえて やっと退院できた!! うれしい また、皆といっぱい遊びたい 寿命なんて忘れるぐらい 無くなるぐらい 遊びたい 誕生日も近いしね! 誕生日まであと15日☆

10月11日

11日からは、書かれていなかった

っ…ポロ…

最後まで、頑張ったのだろう

…グス

もっと彼のために出来ることが あったかもしれない

あの日思ったんだよ お前は、 瑠宇は、 宝石みたいにすげー奴だって

ポロ…

ページを閉じようとした時 1枚の破れたページが 落ちてきた

___

!!……

ッ……ポロポロ…

グス…ポロ…

俺たち今でも愛し合えてんだな…

その時心からそう思えた

何故なら、

破れたページに書いてあったんだ

智くんありがとうございました キミは僕にとって宝石 みたいな人でした

ニコッ…ポロ

キミは宝石__

はい おわり!

泣いた?!(((

結構頑張ったから、 喜んで貰えたらうれしーです… (⑉・ ・⑉)

これでお話おしまいです✨

長くなってしまい申し訳ない

誤字りあったらごめんね

それではまたー

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1,006

コメント

24

ユーザー

すごい時差でごめんなさい🙏 とても素敵なお話で泣いてしまいました😭

ユーザー

やばい、夜中なのに泣きそ、 わぁすき

ユーザー

目からでてくる汗が止まらない……

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