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サクラノソラ/青桃

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サクラノソラ/青桃

1 - サクラノソラ

♥

200

2025年04月21日

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注意 ご本人様関係なし キャラ崩壊あり 誤字脱字あるかも

桜咲き誇る希望の春

終わりと始まりの季節

何も変わらない者も 成長の一歩を遂げる。

変わらぬ日々を望みつつも 終わりを察してる。

それでも ずっと繋がってる。

今日は卒業式

3年生の僕は今日で こことお別れ。

好きな人に告白しようと 数ヶ月前から決心していた

満開の桜の下 結ばれれば永遠の幸せ のジンクス

上手くいくよう何度だって 唱えた。

よし行こうと、 震える足を前に出すと

何処か寂しい顔した 愛しい君がいた。

香音

、、、どうしたの?

桜人美

、、、香音か

桜人美

なんでもないよ。

どうしようもなく 淋しく消えそうな 君の顔

在学中には 考えられない儚さに 少しドキッと来てしまう

香音

なにさ、らしくないじゃん

桜人美

はは、そうか?

桜人美

ほら、俺なんかに構ってないで向こう行ってこいよ

桜人美

打ち上げ参加者募集してたぞ

いつだって君は 君自身を後回しにした

リレーで転んだ時も 大丈夫?と駆け寄る僕に バトンを押し付けて

「俺はいいから走れ!」 なんて叫んだよね

クラスの子達が リレーで上位になりたがってたの 僕も知ってたんだよ。

香音

桜人美くんは?出るの?

桜人美

、、、俺は、、、いいかな

香音

え〜なんでよ

桜人美

そういう気分じゃねぇっていうか、、、

香音

、、、

寂しそうに俯いて 呟くように君は言った

そんなのらしくないよ。

だらんとした君の手を 少し強引に引き寄せた。

桜人美

うあ!?

香音

はいはーい!!僕達打ち上げ行きまーすっ!

桜人美

は!?ちょ!?

モブ子

おっけー!そこ2人参加ね〜

桜人美

おい!俺は参加しねぇって、、、!

香音

なんで?

桜人美

な、なんだっていいだろ、、、

桜人美

本当に気分じゃねぇんだって、、、

香音

ふーん、、、

香音

なら、僕が気分にしてあげる!

香音

だから大丈夫!

にしっと笑って見せる

告白できなくても大丈夫

君の笑顔の方が 何億倍も大切だから。

知らない歌と 知ってる声が そこそこに広い室内に 響き渡る

タンバリンが少しうるさい

マラカスを楽しげに振る

曲を知る者は 合いの手を入れ、 知らなくても リズムに乗る

スマホを見るなんて 邪道も邪道

この場では楽しまない者は 水に浮かぶ油。

香音

いや~、、、モブ子ちゃんって歌上手いんだね〜

モブ子

あ、ありがとうございます、、、!

桜人美

思わず聞き入っちゃったわ

モブ子

そんなそんな、、、

香音

、、、

何度も2人ではしゃいだ 記憶を鮮明に覚えてる

下ネタ曲歌おうぜ なんて君が言うから

2人して恥も忘れて 人前じゃ言えないようなことも 叫んだよね

アレもコレも 僕達が「友達」 だから出来てたのかな?

香音

ほら、次は桜人美くんの番だよ

桜人美

俺は、、、いいや。

桜人美

今日は聞き専で、、、

香音

それじゃ、僕も一緒に歌ってあげよう

桜人美

、、、

ふふんっと ドヤ顔をする僕

それをじーっと いや、じと〜っと 見つめる君

桜人美

、、、自分が歌いたいだけだろ

香音

、、、バレた?

桜人美

バレるだろw

ふはっと 溢れるような 笑顔

その笑顔のおかげで 今日を頑張れるんだ

香音

そーだよ!歌いたいよ!

桜人美

うわ開き直りw

香音

桜人美くんと、歌いたいの!

香音

ほら早くマイク持って!

桜人美

わーった、わーったから、、、w

何度も見た 見慣れた笑顔

それでも見飽きることは なかった。

夕焼け空と ざわめく人々

このまま解散かな なんて思えば 寂しさが僕を襲う

モブ子

この後どうするー?

モブ男

まだ時間あるよな?

モブ子

ご飯、、、は早いよね〜、、、

香音

、、、桜人美くんは、、、

「どうする?」 と言いかけ 君を見る

夕焼けの赤と 君の桃色の髪が

綺麗に重なっては 僕の瞳を掴んで離さない

大人びた顔に 夜空と同じ瞳

一段と儚げで 一段と淋しげで

つい、うっとりと見つめてしまう

桜人美

、、、?

桜人美

香音、何か言ったか?

香音

え、、、?

桜人美

ぼーっとしてるけど、、、大丈夫か?

香音

だ、大丈夫!大丈夫!

桜人美

、、、そうか

香音

あ!さ、桜人美くんはどこか行きたい所ある?

桜人美

俺は、、、

桜人美

、、、帰ろうかな

香音

え、なんでよ!まだ一緒に遊ぼうよ!

桜人美

、、、

目線を逸らす君

気まずそうに地面を 見ていた

今日の君は 特別掴み所がない

香音

、、、寂しいじゃん

香音

、、、もしかしたら、もう会えなくなっちゃうかもしれないんだよ、、、?

香音

だから、、、満足いくまで、、、遊びたいの、、、

桜人美

、、、それも、、、そうか、、、

桜人美

、、、わかった。遊ぼう

香音

香音

やったぁ〜!!

香音

ねぇね、僕ボーリング行きたーいっ!

カコーンッ と清々しい音が響き渡る

桜人美

っしゃ、ストライク!

香音

桜人美くん上手くない!?

桜人美

まーな

香音

やってた?

桜人美

ゲーム内でな!

さっきまでの儚さが嘘みたいに イタズラな笑顔

そうだ、その笑顔が 見たかった。

香音

ゲーム内でかよw

桜人美

ほら、次香音だろ?

桜人美

ガター期待してるからw

香音

な!?僕だって本気出せば、、、ッ!

香音

、、、それ、、、っ!

香音

、、、うぁ!?

桜人美

はい、ガターwww

香音

ぐぬぬぬ、、、

何時までもこの時間が続きますように

告白は帰る前にしよう

星空の下で愛を伝える 充分ロマンチックだ。

ファミレスで 適当に夜食を済ませ

またいつか会うと 約束を交わした。

モブ子

絶対だからねー!

モブ男

またなー!

香音

また遊ぼうね!

桜人美

、、、

全員の影が消えた時

君と僕だけの世界になった

帰らないのか 帰りたくないのか

俯いてはこちらを向いてくれない

香音

、、、帰ら、、、ないの、、、?

桜人美

、、、

香音

桜人美く、、、ッ

君が力強く僕を抱き寄せた

僕より大柄な君

包みこまれるように 抱き寄せられた

君との距離が 君の匂いが

僕の心を刺激する

香音

さ、桜人美くん!?

香音

ど、どうしたの、、、?

桜人美

、、、怖い

香音

、、、へ?

今まで聞いたことない

弱い声

香音

どうしたの、、、?

何が怖いの

香音

暗いのやだ、、、?

僕に話して

香音

大丈夫、、、?

君の力になりたい。

桜人美

、、、俺、、、引っ越すんだ

香音

、、、え?

香音

そ、そんな話してなかったじゃん、、、!

桜人美

、、、かまってちゃんみたいで、、、嫌だったから、、、

香音

そんな、、、なんでよ!僕がそんなこと思うわけ、、、!

桜人美

わかってるよ!!

香音

、、、っ

桜人美

、、、そんなこと、、、わかってる、、、

桜人美

お前はそんなこと思う奴じゃない

桜人美

、、、じゃあ、どう思うんだ、、、って、、、

桜人美

悲しむのか、、、喜ぶのか、、、

桜人美

俺、、、わかんなくて、、、

桜人美

、、、どっちに転んでも、、、きっと俺、、、後悔したから、、、

香音

、、、

桜人美

、、、俺、、、忘れられたかった

香音

、、、どうして?

桜人美

皆の頭に残らなければ、、、俺も皆も悲しくない

桜人美

淋しくない

桜人美

、、、かなって、、、

香音

、、、

桜人美

だから、、、打ち上げも参加したくなかった

桜人美

別れがさみしくなるから

桜人美

悲しくなるから

桜人美

皆はいつでもきっと会える

桜人美

でも俺は、、、っ!

桜人美

俺だけは、、、もう会えない、、、

桜人美

誰とも、、、

桜人美

香音とも、、、

桜人美

だから、、、いっそ互いに忘れた方が幸せなんだよ、、、

桜人美

そう思ってたのに、、、

桜人美

皆と過ごしてたら、、、忘れられるのが、、、怖くてたまらなくなった、、、

桜人美

怖い、、、俺だけが皆にしがみついていたら、、、

桜人美

俺なんてなかったことになるのが、、、たまらなく怖い、、、

香音

、、、どこから言えば良いのかな、、、

桜人美

、、、悪い、、、こんなこと香音に言っても意味ねぇよな、、、

香音

そうじゃなくって、、、

香音

えーと、、、そうだな、、、

香音

大丈夫だよ

桜人美

、、、何がだよ

桜人美

他人の脳なんて、、、分かんねぇだろ

香音

うん。分かんない

香音

でも、僕のは分かる。

香音

僕は死ぬまで桜人美くんを忘れることなんて出来ないよ

桜人美

、、、

香音

ずーっと覚えてる。

香音

忘れろって言われても忘れてあげない。

香音

出会った日から、別れる日まで1秒たりとも忘れてあげない。

香音

気持ち悪いって貶されても忘れない。

香音

死んでも覚えてる。

香音

生まれ変わっても。

香音

どこにいようと、どんな状況だろうと

香音

絶対に、忘れない。

桜人美

、、、

香音

だから、大丈夫。

まっすぐ君の目を見つめる

大粒の涙が君の瞳から 溢れては零れて

ぐちゃぐちゃに なったその顔も

僕が拭ってあげる。

桜人美

そこまで、、、しろなんて、、、言ってねぇ、、、しぃ、、、っ

香音

しろって言われたからするんじゃないもん

香音

覚えてたいから覚えてるの

僕を抱きしめる力が 途端に強くなる

痛いけど 君の腕の中だから どこよりも心地良いよ

桜人美

別れたくない、、、!

桜人美

お前と、、、!お前といたい、、、!!

桜人美

卒業しても、、、!ずっとずっとそばで、、、!!

桜人美

一緒に、、、笑いたい、、、

香音

、、、呼んでよ

桜人美

、、、え、、、っ

香音

笑いたくなったら、、、呼んでよ

香音

会いたくなったら呼んでよ

香音

そばにいたくなったら呼んでよ

香音

どこにだって駆け付けるから

香音

例え地獄の底に居ても会いに行く。

香音

だから、呼んで

桜人美

で、でも、、、引越し先遠いし、、、!

香音

だから何?

香音

好きな人が呼んでたら、、、飛んでいくのは常識でしょ

桜人美

す、好きな、、、っ!?

香音

、、、あっ

桜人美

、、、

香音

、、、ご、ごめん、、、冗談、、、だよ

香音

親友のため!親友のためだから!ね!

必死にごまかす でもきっともうだめ

寂しさのあまり抱き締められてる ただそれだけ

少し調子に乗りすぎたようだ

ごまかす僕はきっと 誰よりも哀れ

桜人美

、、、俺も、、、好き

香音

、、、え?

聞き間違いだろうか?

香音

い、今なんて、、、

桜人美

、、、俺も好き

桜人美

、、、大好き

香音

、、、!

聞き間違いじゃ、、、 なかったようだ

なら、もう少し 欲張ってしまおう。

香音

、、、ねぇ、忘れられない日にしていい?

桜人美

、、、うん

互いに見つめ合う 甘い目線

ゆっくりゆっくり 近付いて

優しく口付けを

一度離れたと思っても 何度も

互いに満足いくまで 交わす

これならもう忘れない

これならもう淋しくない

大丈夫だよ。 僕がずっと想い続けてあげる。

やめてって言われても やめてあげない。

だから、いつか

君と同じ桃色の サクラノソラの下で

もう一度愛を伝えさせてね。

「サクラノソラ」

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