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やば!神すぎ!なんか最終回のような感じがしてくる…(> <。) 主様はどうしてそんな神作を作れるんですか?その力私にも分けて下さい…!
お出かけ!?神じゃん✨️ タイトル回収の仕方プロ
おんりーも帰って、ただ一人で過ごす希少な時間。
何故か、今日はいつもより眠りが浅く、深夜に目覚めてしまった。
何となく気になった窓の外。
夜風に当たろうと、窓を開ける。
この街は昼間の賑わった姿から一変し、静まり返った街になっていた。
夜寝るときは、色んなことを考えた。
自分の女装のことも、お母様のことも、沢山の人に沢山のことを偽ることも……。
……おんりーのことも。
でも…もう今では幸せだ。
心残りはあるけれど、これからはこの幸せを噛み締めたいな。
冷たい風に髪がなびいて導かれるかのように、空へと視点を移す。
今日は"あの日”とは違い、雲に隠れた所がいくつもある空をしている。
歪に四つの二等星や三等星が囲む四角形。
その中で輝く一等星。一番綺麗な星。
それは、数多くある星々を優に超える程に見惚れる輝きをもっていた。
おらふくん
でも、おんりーは……
おらふくん
星は手に届きそうで届かない。
届かないのに、自分に輝きを見せる。
きっと、自分を表す星はもっと別の場所に一人でいるんやろな……。
いつか流れ星に三回願いごとをすると叶うなんてことを聞いた気がする。
流れ星なんて一つも降らない静かな宇宙に一人願う。
おらふくん
色々なことを考えていれば、自然とウトウトしてくるもの。
明日…いや、今日はおんりーとお出かけをする予定だ。
窓を閉じ、この予定に胸を膨らませる。
瞼を閉じると、スッと眠りに落ちた。
…これは、単なる偶然だろうけれど
願った直前、一瞬星が流れた気がした
帰路を何となく振り返ると、自分の後ろには星が輝いていた。
その中で見惚れた、綺麗な光の一等星。
直感的にあの人のようだと感じた。
でも、自分は彼に近付ける身分では無い。
自分には手の届かない存在だ。
前に婚約の許可を貰ってからも、ずっと踏み出せずにいる。
これからも……沢山の人を照らす星であって欲しい。
彼……いや、おらふくんは……
おんりー
タイトル回収!!