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①僕の名前は大橋和也。
高校1年生になったばかりだ。
俺は人と話すのが苦手で、いつもメガネで、前髪を長くして・・・ひとにみられないように、目立たないようにしている。
友達はいない。
根暗なやつってみんな逃げていくから。
そんな僕は入学式の時に一目惚れしてしまった人がいる。
その人は男だ。生徒会長していて、男子にも女子にも人気で・・・・
大橋和也
その人の笑顔に一気に惹き込まれてしまった。
ほんまは人と話したい。
・・・なのに、あんなことがあったせいで俺は人と話すことが苦手になってしまった。
裏切られたのは、僕の方なのに・・・・。
恋をすることさえ出来なくなってしまった。
授業が、終わるとさっさと帰るようにしている。
部活にも入る予定は無い。
大橋和也
ドン
藤原丈一郎
大橋和也
藤原丈一郎
メガネを渡され、かけ直すとそこに居たのは
大橋和也
藤原丈一郎
大橋和也
藤原丈一郎
大橋和也
藤原丈一郎
走るな！と言い終わる前に既に彼はいなくなってしまった。
藤原丈一郎
副会長
藤原丈一郎
そこにはかれが落としたと思われるハンカチが落ちていた。
藤原丈一郎
副会長
藤原丈一郎
会長＝丈くんは、それから彼を探し始めた。
②びっくりした！あの人、生徒会長の【藤原丈一郎】先輩やん！！
生徒会長で、野球部のエースで、めちゃくちゃ人気の彼が、僕なんかに目もくれないんだろうなぁって思っていたのに！！
⤴やけにくわしくないか？
そう思ってた。
この前髪・・・頭髪検査に引っかかるかな？
あれから誰にも顔を見せたくなくて、片目だけしか見せてない顔。さらに、眼鏡をかけていて、あだ名はメガネの鬼太郎。
それ、結構古い。
まぁ、確かに片目しか見せてないからメガネの鬼太郎やけどさ。
トイレの鏡に自分の顔が映り・・・、誰もいないことを確認して、とりあえずメガネを外して・・・
大橋和也
髪をかきあげて自分の顔をさらけ出してみた。
大橋和也
と独り言を呟き、元の髪型にもどすと、メガネをかけ直し、トイレを出ていった。
だが実は・・・
藤原丈一郎
まさか藤原先輩がそこに居たなんて。
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