ミカ
貴樹
……あ!ミカじゃん!
ミカ
帰ってきてたの?
貴樹
お前は学校帰り?
ミカ
貴樹
ミカ
貴樹
ミカ
貴樹
ミカ
貴樹
有給有給
ミカ
貴樹
ミカ
たかき兄ちゃん全然帰って来ないんだもん
おばちゃんいつも寂しがってるよー
貴樹
身も心もズリズリにすり減ってるのよ
ミカ
貴樹
ミカ
貴樹
この夏が勝負ね
ミカ
もし大学行けなかったらどうしようって毎日
貴樹
ミカ
それ、大学行くより難しいからね
貴樹
まさかの受皿無し(笑)
ミカ
貴樹
今どきの女子高生は彼氏3人のくらいいるかと思ってたわ(笑)
ミカ
いたら一人でこんな時間に帰ってないから
貴樹
貴樹
貴樹
ミカ
ミカ
貴樹
ミカ
貴樹
ミカ
貴樹
なんか
パジャマ売ってそうな店
ミカ
貴樹
ちょっと付き合ってよ
ミカ
まぁいいけど
貴樹
ほら、行くよ
ミカ
貴樹
ミカ
貴樹
ミカ
貴樹
だから?
ミカ
誰かに見られたら恥ずかしい……
貴樹
こんな素敵なお兄ちゃんなのに?
ミカ
貴樹
俺を褒めるのはセルフサービス
ミカ
見上げるとそこにあるのは昔と変わらない笑顔…… あぁ……私、この人にずっと会いたかったんだ
手を繋ぐのはすごく恥ずかしいけど、それより3年ぶりにお兄ちゃんに会えたことの方が嬉しくて……
ぎゅっ……
思わずその手が離れないよう握ってしまった。 大きくて暖かくて柔らかい手…… お兄ちゃんの手……
ミカ
貴樹
ミカ
貴樹
お兄ちゃんはにっこり微笑んで 私の手をほんの少し握り返してくれたーーー






