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ブラッグ

ブラッグ

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22

第二十二話 本物のエンターテインメント

2024年01月07日

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マスター

さっきの君さぁ、

マスター

中々の手さばきだったぜぇ?

ワープ

そんな事ありませんよ

ワープ

私もまだまだです…

マスター

そんな事ないさ

マスター

こんな人材が、
ヴィラン・戦闘チームにいるのは勿体なかったからな…

ワープ

そうですか?

マスター

そうさ…

マスター

俺らで取ろうぜ?

ワープ

何をです?

マスター

そりゃあ…

マスター

ヴィラン日本一ッ!!

静香社長

そうはさせません…

マスター

あぁ?

ワープ

ん?

マスター

何だ、もう起きたのか…

静香社長

睡眠薬の耐性は、多少ついてます…

マスター

フッ…

マスター

まあいいさ…

マスター

ワープ!!

ワープ

はい?

マスター

コイツを牢屋に運べ

ワープ

了解です

ドッドッドッドッ…

静香社長

くっ…

ワープはゆっくりと、こちらへ近づいてきた

静香社長

「翼よ」ッ!!!

バサァッ!!!

マスター

翼ァッ!!?

静香社長は、瞬時に背中から巨大な翼を生やした

静香社長

強風ッ!!

ブゥオォゥ~!!!

ワープ

ぐああぁぁ~!!!

マスター

クソォ!!

静香社長は、その巨大な翼で強風を放ち、 ワープとマスターを吹き飛ばした

静香社長

(二人が強風で吹き飛んでいる、今の内に…!!)

ドッドッドッドッドッ!!

マスター

逃げたぞぉ!!

ワープ

待ってください!!

ドッドッドッドッドッドッ!!

静香社長

(畳だから、足音が鳴りますし響きますね…)

マスター

待てぇーっ!!

静香社長

(やっぱり追ってきてますし…)

ドッドッドッドッドッ!!

静香社長

(こっちの角を曲がりましょうか…)

ドッドッドッドッ!!

マスター

角を曲がったぞ!!

ワープ

ワープを発動しましょうか…

マスター

あっ、その手があったな

ワープ

はい

ワープ

ワープ…

ワープ

発動ッ!!!

ビリビリィィ~!!!

ワープ

がああぁぁぁ~!!!!

バタァンッ!!

マスター

クッソォ!!

マスター

サンダ~!!

サンダー

はぁ…はぁ…

サンダー

間に合ったぞ…

ブラッグ

ここから先には行かせねぇぞ

ブラッグ

お前らぁ!!

マスター

この野郎ッ!!

マスター

まとめて捻り潰してくれるぅ!!!

ブラッグ

来いや!!

マスター

おらぁぁ!!!

ビュンッ!!!

ブラッグ

はぁりゃあ!!!

ビュッ!!!

バァキッ!!!!

ブラッグ

ぐふぅあぁぁ!!!

マスター

がはあぁぁ!!!

二人は互いに、激しく顔面を殴り合った

サンダー

イナズマァ…

サンダー

パンチィッ!!!

シュッ!!

シュルゥ!!!

ワープ

物理攻撃は…

サンダー

効かねんだろ?

バリィッ!!!!

ワープ

だはあぁぁ~!!!!

サンダー

俺のは「ただ」のパンチじゃねぇ…

サンダー

「イナズマ」パンチだッ!!

ジュワァァァ~!!…

ワープ

ガハッ!!ガハッ!!

ワープ

ふぅ~…

ワープ

中々の衝撃でしたよ…

ワープ

ですが…

ワープ

こっからは、私のターンですよぉ!!

ビュッ!!

シャパァンッ!!!

サンダー

ぐぅああぁぁ~!!!!

ワープ

フッ…

ブラッグ

サンダー!!!

ワープはサンダーの、肩から腰までを深く切り裂いた

ドサァッ!!!

サンダー

ぐぅあぁぁ!!…

マスター

ふぅ…ふぅ…

マスター

あとは、お前だけだ…

ブラッグ

マジかよ…

マスター

マジだよ…

マスター

じっくりと捻り潰してやるから、覚悟しなぁ?

ブラッグ

くぅぅ…

ブラッグ

瞬間移動ッ!!

シャッ!!

マスター

(消えたか…)

ブラッグ

ブラッグパンチィ!!!

シュッ!!

バキィッ!!!!

ワープ

だはあぁぁぁ!!!!

バダァッ!!!

マスター

時空歪めぇ!!!

グゥワァン!!!

ブラッグ

ぐぅああぁぁぁ~!!!

ビュゥゥゥゥーンッ!!

バリィィッ!!!

俺はマスターの時空歪めで吹き飛ばされ、 吹き飛んだ先にあったフスマを突き破った

マスター

フハハァッ!!

マスター

これで、終いだ…!!

チャキッ!!

マスター

撃ち殺してやるよ…

ブラッグ

ふぅ…ふぅ…

マスター

意識が飛んできただろう?

マスター

それが死の合図さ…

ブラッグ

はぁ…はぁ…

マスター

死ぬ時、人は段々と気持ち良くなってくるらしいぜぇ?

マスター

でも、俺はそんな事無いと思ってるんだよ…

マスター

俺は何人もの人を殺してきた

マスター

死んでく人達の顔は、とっても痛そうだったんだよ…

ブラッグ

だから…

ブラッグ

何だ…

マスター

だから、試してほしいんだよ…

カチャッ!!

マスターは、引き金に指をかけた

マスター

死ぬ時、人は気持ちいいのか…

マスター

そうじゃないのか…

その瞬間

どこからか無数の足音が聞こえてきた

マスター

何だ?

ワープ

何でしょう…

ブラッグ

ハッ…

ブラッグ

ハッハッハァ~ッ!!!

ブラッグ

どうやら…

ブラッグ

死ぬのは、お前らしいぜ?

マスター

あぁ?

ドッドッドッドッドッドッ!!!!

オレンジマン

そこまでだ!!

オレンジマン

ヴィラン共ォ!!!

静香社長

プロヒーローを三十人…

静香社長

呼んできました!!!

マスター

このぉぉ~…!!!

ワープ

これは不味いですね…

そこには、ズラリと並んだヒーロー達がいた

ブラッグ

さあ…

ブラッグ

これが本当の…、

ブラッグ

「エンターテインメント」さッ!!!!

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