この国は危険だ
妖怪を人間が操り、 脅迫や強奪を繰り返している
まぁ見物だが。
だが飽きてきた
それに…
「最凶の妖怪」
が最近召喚されてしまった
めんどくせぇな…
情報によるとその妖怪は召喚主、
つまり、自分を召喚した人を 殺ったらしい
召喚主が妖怪を 操りきれなかったのだろう
召喚した妖怪が強ければ強いほど、
操るのが難しくなる
人間には妖力を 受け取る″器″のようなものがある
その器に妖力が収まりきらないと、
しっかり操ることが出来ないのだ
そしてさっき言ったように、
最凶の妖怪の召喚主が 殺られたということは、
最凶の妖怪が 野放しになった
ということだ
かなり危険である
多分問答無用で殺してくるだろう
街などの監視カメラに 映ればいいのだが…
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
総統様っ!
グルッペン
グルッペン
あの妖怪が!
あの妖怪が、カメラに映りまし(((
うわっ!?うわぁぁぁっ!!!
グルッペン
…….........……………。
グルッペン
グルッペン
「人の命は大切なんだよ?」
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
──その時俺は衝撃を受けた──
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
そうだ──
天音が言っていた…
天音
グルッペン
天音
天音
グルッペン
グルッペン
天音
天音
天音
グルッペン
天音
グルッペン
グルッペン
天音
グルッペン
天音
天音
グルッペン
天音
グルッペン
天音
天音
グルッペン
グルッペン
天音
天音
グルッペン
天音
天音
グルッペン
グルッペン
俺はスマホを天音に 向けながら呼んだ
天音
天音
天音はすぐに 俺が考えてることに気づいて、
天音
天音
グルッペン
天音
グルッペン
天音
グルッペン
ポロポロッ
グルッペン
気づいた時には何滴もの涙が 俺の頬を伝っていた
グルッペン
グルッペン
「悲しんでくれてありがとう」
グルッペン
そう言われたような気がした──
グルッペン
グルッペン
「ふふっ笑」
「……ごめんね」
──君の笑い声が──
──小さく藍の空に響いた──
コメント
2件
え、めっちゃ好き() 人間の時も、妖怪の時も可愛いってもう勝ち組やんwこのストーリーの雰囲気推せますw