とある日の放課後
学級委員長ということで私はだらしない男子の面倒を見なくてはならなくなった
顔は整ってて運動神経もいい
でも、授業中いっつも寝てる
隣の席でもある私は毎日のように居残りです。
魁人
あーもうわっかんねー
美琴
どこがわかんないのよ
魁人
この問題
美琴
えーっとね...
美琴
これはこうして...
美琴
美琴
どう?
魁人
おお!
魁人
できた!すげー
美琴
(ふふふ、こんなの私には楽勝っつーの!!)
美琴
でもこれが可愛いんだよな((ボソッ
魁人
なんか言った?
美琴
え?!
美琴
(やばい。声に出してた?!)
美琴
な、なんでもない
魁人
あっそ
魁人
なあ
美琴
ん?
魁人
俺ってさ、嘘つくの下手って言われんだよ
美琴
なんで?
魁人
嘘つく時前髪触っちゃうんだよね
魁人
無意識に
美琴
ふーん
美琴
てか、それ私に言っていいの?
魁人
いいんじゃね?
魁人
まだお前にしか言ってないから内緒な?
美琴
う、うん
魁人
この先誰にも言う気ないけど
美琴
てか、なんで私なのよ
魁人
いつも世話になってるから
美琴
なるほど...?
美琴
(こんなの理由になる?!)
魁人
え?
美琴
いやなんでもない
美琴
ほら、さっさと終わらせようよ
魁人
おう
魁人
これなに
美琴
これはねー...






